10月前期

『幻人ダンテ』『大正野球娘。』『スプライト・シュピーゲル,3』
『じーさん武勇伝』『こぼれおちる刻の汀』


『幻人ダンテ』
三田誠 講談社ノベルス


読始10/1 読了10/3

コメント・・・
見た目は子供。それでも20代という女探偵に拾われた記憶喪失の若者。
彼女の仕事を手伝ったりバイトで生活費を稼いだりしながら日々を過ごす彼の正体は・・・
別にミステリーというほどのことも無いライトノベルに近い本。表紙でわかるけど。
全体的にはなんか足りなかった、かな。




『帝都たこ焼き娘。 大正野球娘。3
神楽坂淳 トクマノベルズエッジ


読始10/4 読了10/5

コメント・・・
関西からやってきた敵は野球部の軍師的存在川島乃枝の従姉妹の紅葉だった。
勝負の種類は、屋台対決。
どちらの品物がより売れるのか!?
そんなわけで野球はしません(爆)
料理対決と女の子同士のラブラブ友情争奪戦、って感じ?




『スプライト・シュピーゲルV
いかづちの日と自由の朝』
冲方丁 富士見ファンタジアノベル


読始10/6 読了10/10

コメント・・・
あーあ、今回はどんな面倒なサブタイトルかな、と思ったら日本語でビックリ(笑)
内部の何者かの妨害により戦力を奪われるスプライトたち。
ハッキング元を探す冬馬と水無月。
そして敵が今回のテロに準備した兵器とはなんと!
ってな感じで畳み掛けてくる。
この後どうなることやら。




『じーさん武勇伝』
竹内真 講談社


読始10/11 読了10/12

コメント・・・
神楽坂ファミリーということで名字は出てくるが名前は僕弟父母じーちゃんなので不明である。
だがまぁそんなことはどうでもいい。
ひたすら元気なじーちゃんが巻き起こして自分で処理する大騒動。
老いて益々壮ん、を地で行くじーちゃん。
そんなじーちゃんをみて僕が成長する話なのかもしれないがたいして成長しないような気もするので、じーちゃんの傍若無人な天衣無縫を丁々発止で楽しむ娯楽モノと考えればそれでよかろう。
面白かった。
そして作者紹介を見るまで以前読んだカレーライフの人だとは気付かなかった。
あっちもこれとは角度が違うけど僕が成長する話だったなぁ。




『こぼれおちる刻の汀』
西澤保彦 講談社


読始10/13 読了10/16

コメント・・・
昔々に作った二つの作品プロットを一つにまとめたもの。
と言ってもミステリ?とはちょっと違ういつもの「心の闇」系の話とSFを組み合わせてるんだからたいしたもんだ。
まぁ・・・昔からSFミステリと言うべきものを書いてはいるけど。
面白いと言えるかどうかは微妙だけど、なるほどそう来たか、とは思えた。




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