1月前期
『ツーカイ!金剛地くん』・『牙一族の狩人』
『ななてん。』・『出られない五人』
『ツーカイ!金剛地くん』
戸梶圭太 徳間書店
読始1/5 読了1/7
コメント・・・
タイトル、そして昭和30年代風の表紙から金剛地くんという少年が悪い大人と戦う話かと思ったらそんなことはなかった。
むしろ金剛地くんが腐った大人だった(爆)
作品中に医者がこう評価した。
ストレス耐性ゼロ 甘えん坊 自己中心的 臆病 虚栄心強し 攻撃性強し ヒステリー 傲慢 被害妄想
こりゃすごい。人間の屑だw
といった具合。
拙者は屑鑑賞で笑えるタイプではないので全然面白くなかった。
やっぱり戸梶圭太作品とは相性が良くないなぁ。
『魔界都市<新宿> 牙一族の狩人』
菊地秀行 アサヒノベルス
読始1/8 読了1/11
コメント・・・
これは魔界都市でも元祖の方で、主人公は区外に住む十六夜京也。
番長が好きだった女が新宿に嫁に行ったんだがコイツはなんか怪しいから調べてくれ、なんて言いやがったんだけど無視しようかなと思ってたら番長は命を落とす。
京也はイヤイヤながら自転車で新宿に向かうのだった。
世界を救うレベルの念法使いが名も知れない片田舎の一族に苦戦するというのはいかがなものかと思う。
まぁ楽々切り抜けていては話にならないのだろうが。
細かいことは考えずノリで読めって話だな。
『ななてん。』
藤原健市 ファミ通文庫
読始1/12 読了1/14
コメント・・・
Aと名づけられた特殊能力者の集まる学校。
そこに転校してきた蔵有珠美瑠アーデルハイトは、よく転ぶ娘であった。
我儘自己中お嬢様の相手をさせられる不死のA能力者にして鈍感少年、山吹灰史のハーレムストーリー。
高校が舞台のワリにはロリ率のほうがやや高いか(笑)
『出られない五人』
蒼井上鷹 ノンノベル
読始1/14 読了1/17
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R柱野という死んだ小説家の追悼として彼の愛好したバーの跡地に集まって飲み会をすることになった5人。
だが彼らの本命はそんなところには無く?
紹介にはミステリーって書いてあるけどソレはどうかなぁ。
とりあえず雰囲気的には西澤保彦のダークっぽいものに近いものがあるような無いような。
暗さがちょっと好みじゃないかな。
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