10月後期

『グイン・サーガ,25』『ゴーストバスターズ』『死ねばいいのに』
『灼眼のシャナ]』


『グイン・サーガ,25 パロのワルツ』
栗本薫 ハヤカワ文庫JA


読始10/17 読了10/18

コメント・・・
病の中、赤い街道の盗賊イシュトヴァーンに妻を殺されたスカールはパロで強制的な養生を・・・
そこでは若すぎる王レムスと美しき宰相ナリスが、スカールが見たアレを聞き出そうと暗躍する。
しかしレムスの歪んじゃった性格がどうにもなぁ。
スカールに追い詰められて久しぶりに子供に戻ったけど。
でも城中でレムスの憑依が普通に知られていたと言う事実。
取り憑かれ王とかダメすぎる。




『冒険小説 ゴーストバスターズ』
清水義範 ちくま文庫


読始10/19 読了10/22

コメント・・・
アメリカ映画のマシュマロを倒す話ではない。
アメリカが舞台と言うのは変わらないが西部開拓時代。
西へ東へ北南、ブッチ・キャシディとサンダンス・キッドは強盗暮らし。
そんな彼らがゴーストの話を聞き・・・
どうにかするのかというとそんなことはなく、芭蕉が出てきたりペンギン村に日が落ちたり。
電波レベルといってもいい、良く分からない話になる。




『死ねばいいのに』
京極夏彦 講談社


読始10/23 読了10/28

コメント・・・
なんなんだ、このネガティブなタイトルは。
死んだ女、鹿島亜佐美のことを調べて歩くやる気の無い若者、渡来健也。
さまざまな関係者の元に足を運び、亜佐美の事を聞こうとする。
だがケンヤの問いかける相手はなぜか自分語りをはじめ、グチに終始する。
そんなにいやなら死ねばいいのに
バカゆえのストレートな正論にたじろぐ人々。
ケンヤは一体何を求めてこんなことを・・・
で、いいのかな。終盤でなんとなくオチが読めたけど。
まぁ、面白いと表現するのは難しいな。




『灼眼のシャナ]』
高橋弥七郎 電撃文庫


読始10/29 読了10/31

コメント・・・
突然の昔話。
先代の炎髪灼眼。アラストールと契約するとみんなそうなるのかな?
敵陣中央に突撃するマティルダ・サントメール。同行するヴィルヘルミナ。
そして今のシリーズでも暗躍中のキャラ多数登場。
それぞれのキャラ、特に敵側。どいつも味があっていい感じ。




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