8月前期

『灼眼のシャナ\』『不気味で素朴な囲われたきみとぼくの壊れた世界』『のぼうの城』
『ホルモー六景』『アンダカの怪造学,4』『七人の武器屋,7』



『灼眼のシャナ\』
高橋弥七郎 電撃文庫


読始8/1 読了8/1

コメント・・・
シャナのお世話係をしていたヴィルヘルミナ・カルメルは零時迷子の容器であるミステス坂井悠二の破壊を本気で計画していた。
ならばシャナは本気で妨害するしかない。




『不気味で素朴な囲われたきみとぼくの壊れた世界』
西尾維新 講談社ノベルス


読始8/2 読了8/3

コメント・・・
千載女学院で起きる連続殺人。
そこに串中弔士は倫理教師として就任していた・・・
えーと、串中弔士ってだれだっけ?名前は覚えてるんだけど・・・
過去作を読んだのが昔すぎてイマイチ流れに乗りそこなった感あり。
そして、別に推理小説ではなく、でも仕掛けがあるので読み解かないとギャフン。
あとは思い付きを少々トッピングって感じかな。
たとえば、学生には卒業があるけど大人には卒業が無い。失業ならあるが、みたいな。
まぁその程度のお話。




『のぼうの城』
和田竜 小学館


読始8/3 読了8/5

コメント・・・
美味しんぼの休載中に花咲アキラがマンガ化していた(読まなかったけど結果的に正解
で、のぼうとはデクノボウの略である。
領民にのぼう様と呼ばれあなどられる成田長親。
だが、太閤秀吉の小田原城攻めに対して反抗することを選んだ男。
本城ではなく、子城の忍城を守るのだが。
寄せ手は石田三成。数十倍の兵力で持って忍城を取り囲む。
多勢に無勢のこの状況で、テッペンは役立たず(笑)
坂東武者の猛将達が、地元の農民たちが、立ち上がりときの声を上げる。
熱い。燃える。盛り上がる。
うん、マンガ版でサラっと流さなくて良かった。
読み応えのある一冊。満足感




『ホルモー六景』
万城目学 角川書店


読始8/8 読了8/9

コメント・・・
鴨川ホルモーの続編。というか、番外編か。
ホルモー周辺キャラクターの主に恋愛話6編。
だからなに?というどうでもいい話から、それからどうなる?と気になる話まで上下差が激しい。
ホルモーに更なる続きが出るのなら、一応目を通しておきたい一冊ではある。




『アンダカの怪造学W
笛吹き男の夢見る世界』
日日日 角川スニーカー文庫


読始8/10 読了8/11

コメント・・・
前回の話で学校が壊れてしまったので、殻蛇学校へと疎開することになった怪造学生たち。
だが伊依ら一年生の乗ったバスが辿り着いたのはちょっと違うところで・・・
召喚モンスターは友達だ、という空井伊依がまたまた面倒な事件に巻き込まれる。
印象に残ったのは、みんなニコニコ仲良く悩みの無い理想郷。
それってとても不気味な世界だと思う、という人形の呟き。
たしかにまぁ、そうだよね・・・(笑)




『七人の武器屋 ノースエンデ・クライシス!』
大楽絢太 富士見ファンタジア文庫


読始8/12 読了8/13

コメント・・・
短編集。あとがきによるとずいぶん古い話も混じっているらしい。
だから、雑誌掲載作品=6巻より先に読んだほうが良い。
書き下ろし=6巻の後に読んだほうが良い。
というちょっとバランスの悪い一冊になっている。
どのキャラも元気で楽しくて、青春してて良し!




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