1月後期

『アコギなのかリッパなのか』『金門島流離譚』『グイン・サーガ外伝7』


『アコギなのかリッパなのか』
畠中恵 実業之日本社


読始1/23 読了1/25

コメント・・・
元国会議員の下で働く若き事務員、佐倉聖。
雑務で東奔西走しながらなんだか裏の裏を読む力を手に入れた?
面倒ごとを解決しつつ、もう一歩踏み込んで票集めの役に立てる。
うっすら探偵風味?
ちょっと謎は解けるレベルじゃないと思うけど・・・
ま、読みやすくはあるか。




『金門島流離譚』
船戸与一 毎日新聞社


読始1/26 読了1/29

コメント・・・
表題作ともうひとつ、長編二本。台湾周りの物語。
金門島は中国と台湾の間の空白地帯。
一応台湾が管理しているが、根拠は無い。
中国が返せと言わないのは台湾の独立を認めていない=台湾は中国=金門島は中国のジレンマに縛られているから。
そんな空白地帯で何が行われているのかというと輸出。
中国で作られた偽ブランドの世界発信の中継点。
そこで仲介役として仕事をしている元商社マンの藤堂が色々と、色々な話。
盛り上がったと思ったらハシゴが外されてストーンと終了するのが難。
瑞芳霧雨情話:台湾で不動産争いの事件に巻き込まれた日本人学生。
まぁ・・・わりとどうでもいい(爆)




『グイン・サーガ外伝,7
十六歳の肖像』
栗本薫 ハヤカワ文庫JA


読始1/30 読了1/31

コメント・・・
パロ周域のメインキャラ4人の十六歳の姿。
まぁそれなりに趣があるといった感じで、強力な魅力は無いかな。
特にアホの子だった頃のマリウスとか。




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