11月前期
『夜は短し歩けよ乙女』・『ナイチンゲールの沈黙(上)』・『ナイチンゲールの沈黙(上)』
『TheMANZAI,6』・『旅人国定龍次(上)』
『夜は短し歩けよ乙女』
森見登美彦 角川書店
読始11/2 読了11/3
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いつもの京大?を舞台にした不思議物語。
「わたし」が「黒髪の乙女」に恋して追いかける。
全然舞台に立てずにカメラは黒髪の乙女ばかりを追いかけることになるのだが。
いつものキャラがチョコチョコと動き回る。
やはり天狗の樋口先輩。走れメロスを読んでおいてよかった。
そして詭弁論部の存在。
やはり四畳半も読みたいな。
この世界を存分に楽しみたい。
そう思わせる一冊。
『ナイチンゲールの沈黙(上)』
海堂尊 宝島社
読始11/4 読了11/5
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こちらも桜宮市という自分世界を組み上げたシリーズ。
田口&白鳥が医療現場で起きた事件を解決する。
今度の現場は小児科。
そこにいるのはレティノ、平たく言えば眼球癌の子供。
まぁ上巻は舞台説明がほとんどで事件は無いも同然なのだが。
医療現場小説だなぁ。
『ナイチンゲールの沈黙(下)』
海堂尊 宝島社
読始11/6 読了11/
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やはり今回も白鳥の出動は下巻から。
眼球癌患者である少年の、飲んだくれ父親が殺された事件。
被疑者も捜査官も魅力的なキャラだらけで動き回る。
実に面白いし誰も捕まらなければいいし死ななければいいと思う。
だが病院というのは生死にキビシイところなのだ。
『The MANZAI,6』
あさのあつこ ピュアフル文庫
読始11/10 読了11/11
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若者には面白いのかな。
開幕がベタベタでダダすべり。
読むのが辛いレベル(爆)
そして、いつも陽気な秋元がズズンと暗くなり、また別の方向で読むのが辛い。
高校受験に成功してここまで残念なことになるなんて!
とりあえず歩が一本立ちできるか出来ないかという精神状態を手に入れた感じの第一部完?
『旅人 国定龍次(上)』
山田風太郎 講談社
読始11/12 読了11/15
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タイトルを見れば大体の想像は付くだろうが、国定忠治の息子という龍次が日本を旅して色々なヤクザの親分たちと出会う話。
ケンカっ早く、曲がったことが嫌いな一本気。
命のやり取りになることはしょっちゅう。
謎の使い手、薩摩弁の草堂なる人物に押しかけ用心棒をされて、はてどうなるか。
忍法帳のような超能力大戦ではない、ヤクザのドスバトル。
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