11月後期
『旅人国定龍次(下)』・『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』
『ももんじや』・『イリヤの空UFOの夏,2』
『旅人 国定龍次(下)』
山田風太郎 講談社
読始11/16 読了11/19
コメント・・・
幕末オールスターズの体をようしてきた。
草堂に呼ばれ京都に向かう龍次。
そこには坂本竜馬がいて新撰組がいて西郷隆盛岩倉具視相楽総三がいた。
幕末の歴史に一人のヤクザ、渡世人がどうかかわるのか。
なんというか、悲しみの結末のどっしりとした一冊?
ラストで西郷岩倉の株がストップ安まで下落するかも。
『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん
幸せの背景は不幸』
入間人間 電撃文庫
読始11/20 読了11/24
コメント・・・
暗い系、ミステリ風味?
いまいち、みーまーコンビを楽しめなかった。
心の壊れた物語、っていうのかな。
まぁブラックでダークだ。
続きはあるみたいだけど積極的に読むことはなさそう。
『ももんじや 御助宿控帳』
鳥羽亮 朝日文庫
読始11/25 読了11/27
コメント・・・
江戸時代には珍しい、獣肉を食わせる飲み屋だったり宿屋だったりする百獣屋。
そしてもう一つの顔が、居候たちを使ったなんでも屋。派遣会社とでもいうべきか(笑)
今回は道端で侍に囲まれた少年少女を助けることから始まる。
仇討ち旅で江戸に出てきた兄妹(きょうだいで変換すると兄弟兄妹姉妹はあるけど姉弟って組み合わせだけ無いんだな)
彼らに助っ人を頼まれることになる。
東軍流の使い手である仇相手には心もとなさ過ぎる2人を鍛える助っ人の百地。
そしてももんじやの色々な助っ人たち。
なかなか、楽しめる一冊だった。
『イリヤの空、UFOの夏 その2』
秋山瑞人 電撃文庫
読始11/28 読了11/30
コメント・・・
謎の少女イリヤに平凡かつ弱気系少年浅羽が振り回される感じの話。
振り回すのはイリヤだけではない。
新聞部部長の水前寺といい、もう一人の部員でクラスメートでひそかに浅羽を好いている須藤。
妹の夕子は・・・兄のいないところで暴れてるだけか。
今回は田舎の学園祭。娯楽の少ない街が一丸となってはじける舞台で何が起きるか。
なにかが起こりそうでまだ起こらない、学園ドタバタコメディ。
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