2月後期

『零崎人識の人間関係』『どきどきフェノメノン』『マヴラブ,3』



『零崎人識の人間関係
無桐伊織との関係』
西尾維新 講談社ノベルス


読始2/17 読了2/19

コメント・・・
無桐伊織って誰だっけ? まずそこから始まった(爆)
ふむふむ、双識がどこからか拾ってきた殺人鬼の卵だったか。
たった二人になった零崎が哀川潤に引っ張られて闇口の拠点、大厄島へと向かう。
死んだもの扱いされて完全スルーされる崩子と比較されての零崎の人間関係。
ポイントポイントのネタはいいけど全体的には何も無かったと同レベルだったりする、微妙系。




『どきどきフェノメノン』
森博嗣 カドカワエンタテインメント


読始2/20 読了2/23

コメント・・・
面白いかつまらないかで言えばつまらないときっぱり言える感じの一冊(爆)
濃すぎる男たちが周囲に居る大学院生窪井佳那。
でも当人も十分以上に異常だね(爆)
周囲にダメ出しをしまくってるけど実は本人のほうがもっとダメと言いたくなる面倒な女。
かなりの見栄っ張りなところもヤバス。
そんな彼女がどきどきする物語。
ミステリ要素はそよ風。寄ってる間にしでかした何かを推測する程度。




『マヴラブ3 UNLIMITED 戦争』
北側寒囲 スーパーダッシュ文庫


読始2/23 読了2/24

コメント・・・
白銀猛は目が覚めたら別次元の自宅に居た・・・
エー!? (−_−
元の世界の友人と同じ名前同じ顔の連中が宇宙生物と戦うための訓練中。
バカのタケルはバカなりに努力したり世界を理解しようとしたり。
平和な日本人が突然、戦争の前線近くでの生活をすることになる戸惑いやら何やら。
いや、同情の必要は無い。周りは女の子だらけだ。
武器科学は割りと発達しているが、遊戯道具はけんだまカルタなど。
さてタケルは生き残ってもとの世界に戻れるのか?




『ブレイドライン アーシア剣聖記』
水野良 角川スニーカー文庫


読始2/24 読了2/25

コメント・・・
ロードスが洋風ファンタジーだったので今度は和風ファンタジーの世界を作ろうとしたらしい。
しかし身近というのは馴染みやすくもあるが、違和を感じやすくなるのではなかろうか。
そんなわけで剣の修行者ヒエンが鬼と戦う物語。
受けながら気を溜め一気に反撃する神明流は鬼に通じるのか。
ストーリーがちょっと駆け足だったり、主役の活躍が微妙だったりする・・・
あと鬼が暴れて国が乱れてるのに、人同士も争ってたり、暗くてモヤモヤするのが難だなぁ。




『ひげがあろうが なかろうが』
今江祥智 解放出版社


読始2/26 読了2/

コメント・・・
なんか出版社名がすごいね(笑)
でも差別を助長する表現があるとかで絶版されていたらしいこの本を出すような出版社だから。
で、読み終わったらどこが差別???って思うわけだ。
まぁ非人系統の人たちも出てくるけど、むしろカッコよく書かれている。
見た目は汚いし、匂いはひどいんだけどね。
そんな感じで、山の民の父に育てられる たけ の長編物語と、下層民が力を合わせて侍に立ち向かう短編。
どっちもなかなかに読み応えがあって面白かった。




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