6月前期

『アンダカの怪造学,5』『ペガサスと一角獣薬局』『エキスペリエンツ7,上』
『冥談』『エキスペリエンツ7,下』『マヴラブ,6』
『レンズと悪魔,2』『アンダカの怪造学,6』


『アンダカの怪造学X 嘘つき魔女の見つめる未来』
日日日 角川スニーカー文庫


読始6/2 読了6/3

コメント・・・
図書館で借りたら15〜24ページがなくなっていてピンチ。
ブックオフをハシゴして探して立ち読みしたさ。
で、モンスターとの戦いで怪造学校は被害を受け、三校が一つにまとまった。
そこで行われる学園祭。
ここでの人気投票で一位になれば学園町が何でも願いをかなえてくれる?
仁義無き戦いが始まった。
そしてそれを利用して虚界の二大公が代理戦争を起こしていた。
いったいどうなることやら。




『ペガサスと一角獣薬局』
柄刀一 光文社


読始6/3 読了6/5

コメント・・・
推理短編集。シリーズかどうかはわからないけど、まぁ単品でも問題ないだろう。
心臓移植で命を永らえた青年、南美希風。
彼の行く先々で巻き起こる一種ファンタジーな殺人事件。
まぁ、短編なだけに深くはないか。




『エキスペリエンツ7 団塊の七人・上』
堺屋太一 日経ビジネス人文庫


読始6/6 読了6/7

コメント・・・
銀行の定年が近付き早期退職を選んだ坂本龍生。
昔なじみの女性(もちろんばあさん)の頼みで落ち目の商店街の復活を目指すが・・・
銀行員の目で見るとまぁどうしようもないというか。
退職時に整理した名刺の山から抜き出した一目置ける人たちへ相談して。
集まる団塊七人の戦士。
なんとなく軌道に乗れそうな雰囲気の商店街。
だがそれは大手銀行、土建屋たちが狙う大規模開発との対決への幕開けであった。




『冥談』
京極夏彦 メディアファクトリー


読始6/8 読了6/10

コメント・・・
コレだ!、という見所の無い、陰鬱なホラー的短編集。
なんだけど、なぜか一本目の庭のある家ではラストに「ぷクスっ」と笑ってしまった。
字面的に冗談、みたいなところがあるし、そういう流れかと思ったけど別にそんなことはなかった。
ただ暗いだけで別に面白くなかった。




『エキスペリエンツ7 団塊の七人・下』
堺屋太一 日経ビジネス人文庫


読始6/10 読了6/11

コメント・・・
印象的には残念。
落ち目の商店街を復活させて、大手銀行や巨大土建屋の地上げやなんやから守る、というメインストーリーはイイんだよ。
ただ、主人公である坂本竜馬ならぬ坂本龍生56歳がダサい。
上巻ではみごとにエクスペリエンツを集めたのだが、その後はパっとしない。
思考の八割は白いうなじが気になる木戸ここ路(旧姓:桂ここ路)56歳で占められている。
後の二割はライバルである昔の職場、東陽銀行から提示されたステキな再就職先に心揺れる。
うん、実にブザマだ(笑)
そんなわけで、ストーリーを見ると面白く、主人公を見るとつまらないという結論になる。
困ったものである。




『マブラヴ,6 ALTERNATIVE 流転』
北側寒囲 原作:アージュ スーパーダッシュ文庫


読始6/12 読了6/13

コメント・・・
目の前で教官である神宮寺まりもを食べられてしまった白銀猛は心神喪失の後に元の世界に逃げ帰る道を選ぶ。
だが、それは更なる地獄の始まりであった。
猛が持ち込んだ向こう側の強いイメージがこちら側のまりもを死なせることになる。
さらに猛と会話することで友人たちが猛の記憶を失っていく。
結局、宇宙生命体と戦う道を選ぶしかないのであった。
だが、どんなに苦しくてもその道を進むしかないのだ。最悪だ。




『レンズと悪魔 U 魔神跳梁』
六塚光 角川スニーカー文庫


読始6/14 読了6/15

コメント・・・
魔王の目を奪い合うディアボリックパーティー。
だがそれなりに広い都市の中で対戦相手を探すには?
今回の敵は、無差別殺人によって対戦相手のあぶり出しを行う外道であった。
魔物召喚での色々な戦い方。
レンズから魔物を出すってのはなんとなくモンスターファームを思い出すし レンズが飛び出して使い手の目に収まって「召喚コンタクト」ってのは面白いね(ネタとして




『アンダカの怪造学Y 飛べない蝶々の鳥かご迷路』
日日日 角川スニーカー文庫


読始6/15 読了6/16

コメント・・・
肉体道楽ヴェクサシオン編の最終巻。
魅神香美の死んだはずの友人、志田桐涼女があらわれて。
その子はとても伊依とは相性が悪くて。
そして行われる怪造学校の新一年生歓迎会、魔王杯(第一回)
それは色々と仕組まれた罠だったわけだが、さて。




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