9月前期
『マイナークラブハウスの森林生活』・『駆込寺蔭始末』・『青い森の国,上』
『青い森の国,下』・『グイン・サーガ,33』・
『minor club house,2
マイナークラブハウスの森林生活』
木地雅映子 ピュアフル文庫
読始9/2 読了9/4
コメント・・・
順調に変人たちが語られる。
と思ったら地味で目立たないだけのキャラも隠れていたりする。
結局、全ての人は等しく悩みを持っていると。
実に青春小説。
『駆込寺蔭始末』
隆慶一郎 光文社文庫
読始9/5 読了9/7
コメント・・・
これも、なんか物足りないけど書きかけで亡くなったのかな?
鎌倉東慶寺。
家康にお構い無しの縁切り寺として認められた寺。
それはそれで政治の邪魔になるということで住職が生まれにくいのだが。
吉宗の時代。金で買われて住職となった少女玉渕尼。
そして元彼女の婚約者であった若者、麿は彼女を守るため寺のそばで暮らすことになる。
縁切り寺に逃げ込まなければならない女性の悲しみと・・・したたかさの両面が書かれているようだ。
一話一話はあっさり気味。
『青い森の国,上』
菊地秀行 竹書房
読始9/8 読了9/9
コメント・・・
表紙を見て、どんなファンタジーかなぁ。ライトっぽいなぁ。
そう思った。
縄文時代。
・・・
縄文時代とこの絵が噛み合わねぇよ。
青森の三内丸山遺跡を意識して書かれた作品。
だが、まぁ、絵は無いほうが良かったかも。
『青い森の国,下』
菊地秀行 竹書房
読始9/10 読了9/11
コメント・・・
海を漂流してきた男ヒカリは青森の集落で世話になる。
村の周りの森には猿に近い原人が住んでいて敵対している。
襲撃で村長が死に、村長選挙。
内憂外患。
なんというか・・・語彙の少ない時代に「アシタ」とか「ミライ」という言葉になんとなく胸をときめかせる縄文人が愛おしくもあるが、まぁそれだけ。
特別に面白いという話ではなかった。
『グイン・サーガ,33 モンゴールの復活』
栗本薫 ハヤカワ文庫JA
読始9/12 読了9/13
コメント・・・
ついに国を取り返したアムネリス。
そして彼女に愛されいろいろといただくイシュトヴァーンであるが、自由人の彼は王宮の窮屈さになんとなくイラ立ち始めていた。
『忍法甲州路』
山田風太郎
読始9/14 読了9/16
コメント・・・
短編集。主に下ネタ。
いや、そういうものが集まるように編集した一冊か。
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