1月前期
『賢者なんて大キライ!』・『マイナークラブハウスの恋わずらい』・『ジェネラル・ルージュの凱旋(上)』・
『賢者なんて大キライ! サウザンド・メイジ』
佐々原史緒 ファミ通文庫
読始1/2 読了1/5
コメント・・・
軽めのノリのファンタジーか。
しかしイマイチ笑いのキレが悪い感じで、スレイヤーズの出来そこないと感じてしまう。
そうなると挿絵の方もパワーが不足で10週打ち切りになりそうな残念さと見えてくる。
つまり、どこにも「引き付ける何か」ってモノが無い。
一般論か個人論かは分からないけどね。
『マイナークラブハウスの恋わずらい』
木地雅映子 ピュアフル文庫
読始1/6 読了1/8
コメント・・・
心に引っ掻き傷を負わされて読み終えるイライラするシリーズ。
人数不足で部として認められていない団体が溜まっているマイナークラブハウス。
そんな珍妙な人間たちが青春に悩む。
子供だけじゃなくて母親も、ネコも幽霊も出てくる。
とにかく気持ちよく終わらないのがウリ?
『ジェネラル・ルージュの凱旋(上)』
海堂尊 宝島社
読始1/14 読了1/16
コメント・・・
ナイチンゲールの沈黙と同じ時間軸のもう一つの物語。
もともとは一冊になるはずだったけど長すぎるので分割したらしい。
まぁ方向性が違うからこれが正解だったのかな。
それとも混ざった方が化学変化を起こしたか?
ともかく、田口の友人である救急病棟の主、速水の物語。
病人を治療するほどに赤字になる救急センター?
そういった必要なものに金が回らない医学会の美しく無い流れに、速見が噛み付く。
読者が思うようなことはほぼ彼が吼えてくれるので爽快に楽しめる。
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