10月前期
『サムライエイジ』・『傾物語』・『天地明察』
『サムライエイジ』
みかづき紅月 徳間デュアル文庫
読始10/2 読了10/4
コメント・・・
普通の女の子になるために剣術教室の自宅を出て全寮制の高校に入った三月弥
だがその高校は皆が帯刀し、力づくで物事を決めることを許された闘争学校であった。
現実に打ちのめされつつも(笑)
しかし普通では無い人々が相手だったおかげで、希望していた友達作りや片思いLOVEには成功している。
弥の未来はどっちだ。
『傾物語』
西尾維新 講談社BOX
読始10/5 読了10/7
コメント・・・
アニメを見てぱっとしないなぁと思いつつ借りた一冊。
っていうか良く転がってたな。予約いっぱいかと思ってたよ。
夏休みの宿題が終わらなかった阿良々木暦は吸血鬼忍の力で過去へとタイムジャンプした。
・・・
だが辿り着いたのは11年後の世界。
そこで彼は思い出す。交通事故で死んで怪異となった少女を思い出す。
八九寺まよいを事故から救う。
当初の目的を忘れて人助けをして意気揚々と帰った時間では。
世界が滅びていた。
まぁ八九寺を救いたいという気持ちは分かるが、行為はともかく文章はいつものダラダラ駄文。
とくにコレだ!という部分も無く。
『天地明察』
冲方丁 角川書店
読始10/14 読了10/17
コメント・・・
去年あたりか?うんざりするほど映画版のCMを見せられたわけだが。
まぁ読んで良かった。さすがに映画化されるほどの面白さであった。
江戸城で指導碁を打つ渋川春海。
算学好きでもある彼がなぜか酒井雅楽守により見出され、日本の暦を作るよう指示を受ける。
天と地を測り、計算に計算を重ね暦を完成させる壮大な事業。
さまざまな出会いと紆余曲折。実に良い。
冲方丁の小説には珍しく昏さが少ないので素直に単純に物語を楽しめる。
春海といっしょに喜んだり悲しんだり恥ずかしがったり悩んだりするのが良かろう。
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