6月前期
『MAMA』・『千里眼の復讐』
『グイン・サーガ,38』・『鉄球姫エミリー』
『MAMA』
紅玉いづき 電撃文庫
読始6/2 読了6/4
コメント・・・
ミミズクが面白かったので転がっていたこれを手に取った。
今度は、おちこぼれ魔法使い少女のトトが封印された部屋で人食い魔人に出会う。
魔物が持つ少年の姿の元の持ち主の記憶、ママ。
なんとなくママを求める彼に、トトは彼のママとなる道を選ぶ。
これまたなんとなく切ない愛の物語。
とってもイイ感じで読めた。
『クラシックシリーズ4 千里眼の復讐』
松岡圭祐 角川文庫
読始6/5 読了6/
コメント・・・
3巻までは読んでいるはずだから、と手に取ったが・・・
んー、全然覚えていないのでつながらない。
かろうじて覚えてるのが中国での気功すっころばし事件。
そこから日本に帰って、またもや友里佐知子の起こす事件に巻き込まれるのが今作。
地下トンネルで巻き起こる血塗れの惨劇。
目を覆うような、いや本を閉じたくなるような地獄。
『グイン・サーガ,38 虹の道』
栗本薫 ハヤカワ文庫JA
読始6/10 読了6/12
コメント・・・
まだナリスとリンダの結婚式の余波は続く。
新婚の二人は幸せの極みでふわふわしているし、国民は発狂したように祭りまくる。
そして新婚旅行。
一方、モンゴールのトーラスにももう一つの新婚さん、ナリスの弟マリウスとオクタヴィアも辿り着いていた。
煙とパイプ亭で懐かしい再会があり、それはそれで盛りあがっていた。
なんというか、作者がノリノリのフワフワで書いたんだろうな、って雰囲気の一冊。
『鉄球姫エミリー』
八薙玉造 集英社スーパーダッシュ文庫
読始6/13 読了6/17
コメント・・・
身分の低い母親から生まれたエミリーはとりあえず跡継ぎとして育てられたのだが、身分の高い弟が生まれたため辺境へと移動した。
そして病弱な弟を囲む派閥、乗りそこなったのか生きがいいからかエミリーを担ごうとする派閥。
そんな流れの中エミリーを暗殺するための部隊が送り込まれた・・・
まぁ読み終わって思うのは、みんな死んだ、だな。
もうね、なんども読む気が無くなった。読みたくないなあ、って感じ。
そして驚くのが続巻が並んでたことだな。
これだけ死なせて続くのか、ってね。
次の舞台でも周りの人が死にまくるのかなぁと思ったらちょっと読む気が失せる。
さしあたっては封印の一冊。
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