7月後期

『千里眼TheStart』『真理先生』『連射王(上)』
『連射王(下)』『四畳半神話体系』


『千里眼 The Start』
松岡圭祐 角川文庫


読始7/16 読了7/18

コメント・・・
角川文庫版でハードカバーとは違った流れの千里眼が始まったシリーズ、らしい。
スーパーヒロイン岬美由紀がいかにして千里眼となったか、という第一話。
あとがきで大人気のスーパーヒロインと書かれているんだけど・・・
うん、スーパーであることは間違いないけど、なんか好きにならない。
なんだろうね、弱い部分の共感度が低いせいじゃないかと思ってる。
まぁ読みやすくはあるし、他に読む本が無いときに選ぶには丁度いいかな。




『真理先生』
武者小路実篤 新潮文庫


読始7/19 読了7/22

コメント・・・
”文学少女”3巻の影響を受け、騙されたつもりで手に取った本。
うん、なんというか、なかなか悪くない。
これも山谷五兵衛の話。
という一文で始まるということは他にも五兵衛シリーズがあるのだろうか。
彼が尊敬し、会いに行くのは真理を追い求める真理先生なる初老の男。
他にもひたすら石の絵を描く石描きさんなど珍妙でも真剣に生きる人たちを描く。
善良な人の周りには善良な人が集まるという、まぁ善良な話。




『連射王(上)』
川上稔 メディアワークス


読始7/23 読了7/25

コメント・・・
野球は好きだが必死になれない高校生、高村。
練習をしないわけではなくむしろ熱心なのだが、争うことに興味が持てない?
そんな彼がゲーセンで見かけたのはスーパーシューター。
ベリーハードに設定したゲームをサクサクと進み、クリアする。
シューティングゲームの素人が努力して上達していく物語。
図解もあるよ。




『連射王(下)』
川上稔 メディアワークス


読始7/27 読了7/30

コメント・・・
高村はゲームを通して人生を見つめることになる。
・・・
まぁそういうことにしておくか(爆)
とりあえず成長が早くてうらやましいと思った。
拙者はまだクリアできないままのシューティングが山積みなんだね。




『四畳半神話体系』
森見登美彦 太田出版


読始7/31 読了8/2

コメント・・・
アニメで見てから気になっていた作品だが、絶賛貸し出し中でなかなか読む機会がなかった。
ようやく手元に来たわけだが、さて?他の借り人はコレを読んで満足したのかな、と。
もともとそういう話だとわかっていて、アニメの補完的な意味で読んだから満足したけど。
前知識無しだったらどうなのかな?って感じではあった。
大学生となり最底辺の生き様を見せるわたしが4通りの道を進む話。
どんな道を選んでも彼の周りに現れる妖怪ネズミ男のような男、悪友小津。
そして四畳半の果てに主人公が見るものは。
奇作珍作だねぇ。




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