8月前期
『丸太町ルヴォワール』・『戦う司書と神の石剣』
『四畳半王国見聞録』・『動物学科空手道部一年高田トモ!』
『丸太町ルヴォワール』
円居挽 講談社BOX
読始8/4 読了8/11
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私的裁判双龍会。
真実よりも皆を納得させる言葉を持てば勝ちに至る。
しかし被告はさらに別のもの、あの時自分といっしょに居た女性「ルージュ」に会うことを目的としていた。
という感じのミステリ?それとも詭弁論部物語?
ライトノベルに近い性質のBOXのわりに挿絵が無い、章ごとの雰囲気絵のみなのは、叙述トリック系だから。
ありゃま、って展開を見せるのが目的か。
ま、キャラはアクが強いし、なかなか悪くないかも。
『戦う司書と神の石剣』
山形石雄 スーパーダッシュ文庫
読始8/7 読了8/10
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テレパシー通信士ミレポックは敵の親玉と思われるラスコール・オセロ、探るものは命を落とすとウワサの敵を探すための休暇を取る。
今さらだけど毎回主役が代わるんだな。
少しずつ、世界の謎が見えてくる。
それに過去作のキャラもしっかり根を張ってるので、こう間を開けて読むと色々わからないな。
なかなかミステリアスな展開に楽しめている。
『四畳半王国見聞録』
森見登美彦 新潮社
読始8/11 読了8/13
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やはり京都の大学に通う人のなかで四畳半に住まう者たちのうちキチガイな連中の物語。
タイトルの四畳半王国の王たるバカモノ。
他にも非凡な能力を持つものたちが凡人として生きようとする大日本凡人会や、色々。
まぁイカレた感じの短編集。初心者にはオススメできない。
『動物学科空手道部1年
高田トモ!』
片川優子 双葉社
読始8/14 読了8/16
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不幸な恋愛、のようなものを経験したトモは女らしさを捨てるために空手道部に入る。
が、女子大生の桃色の脳細胞は自然と恋に落ちるのであった。
比較的ストレートな性格のトモは、だが紙一重でただのワガママ娘に見えるな。
じゃあ男はどうしたらいいんだよ、みたいな。
作者は続きを書きたいようなあとがきを書いているが拙者的には続きに興味は無いな(爆)
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