10月前期

『ぬいぐるみ警部の帰還』『電波女と青春男,2』『僕は友達が少ない,2』
『霧舎巧傑作短編集』『グイン・サーガ,47』
『武士道エイティーン』



『ぬいぐるみ警部の帰還』
西澤保彦 東京創元社


読始10/2 読了10/4

コメント・・・
短編集赤い糸の呻きの、お弁当ぐるぐるの世界に繋がる連作集。
ぬいぐるみをこよなく愛するエリート警部、音無が、現場のぬいぐるみから推理を爆発させる。
そう。
決して動くぬいぐるみが事件を解決するようなファンシー物語では無いのだ。




『電波女と青春男,2』
入間人間 電撃文庫


読始10/5 読了10/6

コメント・・・
アニメを見てからずいぶん経ったので、まぁ比較できるほどの記憶もなくなったので読んでみる。
図書館に1巻を返しに行ったらちょうど転がってたから手に取っただけだけどね。
今回はエリオの社会復帰物語。
布団にくるまって外出していた時代のためそう簡単には行かなくてくじけそうになるも、拾ってくれた神は・・・
主人公だったはずの丹羽真はあまり活躍しない模様。




『僕は友達が少ない,2』
平坂読 MF文庫


読始10/7 読了10/8

コメント・・・
アニメを見てからずいぶん経ったので、まぁ比較できるほどの記憶もなくなったので読んでみる。
図書館に1巻を返しに行ったらちょうど転がってたから手に取っただけだけどね。
一巻のプロローグには登場したものの本編に出番の無かったマリアや理科。
存在だけで無くキッチリ登場した小鷹の妹、小鳩も。
これでフルメンバーかな。大騒ぎする。
阿智太郎を読んでいた頃に良く思った、内容は安っぽいけどとにかく面白いからオールOK的な一冊。




『霧舎巧 傑作短編集』
霧舎巧 講談社ノベルス


読始10/9 読了10/11

コメント・・・
初期とかデビュー前とかの短編集。
この頃から使っているキャラでデビューしたわけか。
そして計算どおり?話が繋がったりして。
霧舎巧のリスペクト作家は全然手を付けてないなぁ。




『グイン・サーガ,47 アムネリスの婚約』
栗本薫 ハヤカワ文庫JA


読始10/12 読了10/14

コメント・・・
イシュトヴァーンがユラニアから凱旋するまでのモンゴールの物語。
ヴァラキアからやってきたイシュトのオヤジ(父親ではない)カメロン提督。
あるいはやきもき乙女モードのアムネリス。
カメロンはイシュトに絡みついた毒虫のアリを相手にどう立ち回るべきか考えつつ足場を固めるのであった。
イシュトとの再会シーンは実に感動的である。




『武士道エイティーン』
誉田哲也 文春文庫


読始10/15 読了10/16

コメント・・・
シリーズついに完結。
性格の違う二人の剣士の物語。
だけではなく、今回は二人を取り巻く人たちのエピソードも同等に語られる。
それはそれで面白いんだけど肝心の二人のストーリーがなくなっちゃうよと心配になってくる。
まぁアレがソレして二人の試合は残念なことになるわけだが。
とりあえずシリーズ通して楽しめた。いいキャラであった。
どんな風にイイのかはあとがき解説で有川浩が分析してくれていた。




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