12月前期
『狼と香辛料V』・『電波女と青春男,6』・『電波女と青春男,7』
『三国志,8』・『ダークタワー,4(中)』
『狼と香辛料V』
支倉凍砂 電撃文庫
読始12/2 読了12/3
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北の町に辿り着いて、そこで出会った若者がホロに一目惚れ。
アマーティーはロレンスにホロが持っているということになっている借金をたたきつけるつもりだ。
祭りの盛り上がりに乗せて小銭を大きく稼ぐ。
ロレンスはそれはそれとして歴史学者に会い、そういえばそういう設定だったというホロを故郷に送り届けるという約束。
その土地の手がかりを探していた。
ビジネスバトルだが女というものが絡むことで色々とややこしい展開になっていくのであった。
実に困ったものである。
『電波女と青春男,6』
入間人間 電撃文庫
読始12/4 読了12/5
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夏休みが終わって文化祭が始まった。
丹羽君は酔っていていまいち覚えていなかったが腕にかかれた自分のメモによって前川さんの手伝いをすることになる。
前川さんはメロメロになりながらもグっとこらえて傍観者のポジションを維持する模様。
そのあとはリュウシさんとのバカップル物語があり、エリオはステージの上に引きずり上げられるのであった。
『電波女と青春男,7』
入間人間 電撃文庫
読始12/6 読了12/8
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if。夢。あるいは妄想編。
丹羽真がそれぞれのヒロインとくっついたエンディングが流れる。
・・・
もう青春ポイントなんか稼がなくてもジャバジャバあふれてるやろ。
といった感じのお話。
『三国志 八の巻 水府の星』
北方謙三 時代小説文庫
読始12/9 読了12/11
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劉備一家は益州を取る方向で動き出す。
周ユが病没した今が好機だ。
その頃、曹操は背後の危険を除くために涼州の馬超を叩くことを決意していた。
この本独自路線としては、やはり五斗米道にやたらこだわるところか。
教祖の張魯と軍事部門の大将張衛。
たしか歴史では、曹操に降伏して兵糧をパーッと放出して褒められたとかなんかそんな感じだったはずだが。
この本ではどう書かれるだろうか。
そしてやたら読点が使われる(笑)
拙者も強調のために、割りと多用する方だけどね。
他人のだけは気になるということか。
『ダーク・タワーW 魔道師と水晶球(中)』
スティーヴン・キング 風間賢二:訳 新潮文庫
読始12/12 読了12/16
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いまいち読む気力が出なくて遅くなった。
ガンスリンガーローランドの若き日の物語。
スーザンとの肉欲におぼれ、判断力すら失っているかもしれないローランド。
計数に来た、ということになっているハンブリーの村でダラダラと時を過ごす。
今回は、村で色々企む者たち、そして若きガンスリンガーたちが少しずつ研ぎ上げられ、一触即発が近づいてくる、話である。
準備段階なのでいまいちパっと読みきる力が湧いてこなかった。
次回、下巻では作戦は成功するのか。
それとも全てが崩壊に向かっていく最悪の展開の序章となるのか。
読むのが怖いね。
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