2月前期
『ここはボツコニアン』・『悲痛伝』・『城は踊る』
『ここはボツコニアン』
宮部みゆき 集英社
読始2/2 読了2/4
コメント・・・
作家別のページに宮部みゆきの名前がなかった。
もともと1,2冊しか読んでいないような気がするがその数冊も14年以上昔の話であるようだ。
で、ボツコニアン。
かなりふざけた感じのお話でなめとんのか、と思う。
宮部みゆきをたくさん読んでいる熟練者ならこういうのもありかなと思うのかもしれないが、素人的に言わせて貰えばやはり「なめとんのか」である。
ボツの世界から本当の世界に旅するピピとピノ。
ゲーム好きの作者がなんとなく書いたようなヘッポコ物語。
図書館にはいつも二巻が転がってるけど読まないかなぁ。
二巻で終わるんなら我慢して読むけども(爆)
『悲痛伝』
西尾維新 講談社ノベルス
読始2/5 読了2/8
コメント・・・
まぁ、こちらも読者に甘えた系と言っちゃうべきかなぁ。
読む意味あるかなぁ、とマイナス気分で手に取ったけど、まぁ前作よりは少しイイかもしれない。
音信不通になった四国に単身突撃する空々空。
そこでは不思議な事件?が起こっていたのだがそれについて調査をするヒマもなくアレに襲われるのであった。
イキオイはそれなりにあるんだけど、読み終わってみると状況が全然動いてなくて唖然とする(笑)
『城は踊る』
岩井三四二 角川学芸出版
読始2/9 読了2/14
コメント・・・
とある城攻め物語。
あとがきとか無いからよくわからないんだけど、ザッと調べた感じでは実在した名前を多用したフィクションのようである。
攻め手も守り手もゴタゴタしていてイマイチぱっとしない展開。
ある意味リアルで爽快感は薄い。
たとえばメインキャラである神子田久四郎。村の領主をしているが村から何人か連れて戦場に出るわけだ。
しかし各種出費がかさんで借金までしなければならない苦労感。重いなぁ。
兵糧をそんなに食べるでない、とか悲しいものがある。
守備側はお家騒動的なゴタゴタで一枚岩どころではない。
結果、どちらも応援する気が沸かず、なんとなくダラダラと読むだけになった。
守備が200の攻めが1000人程度?と小規模なのも物足りない。
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