3月前期
『影執事マルクの迎撃』・『県立コガネムシ高校野球部』・『カラクリ荘の異人たち,3』
『花物語』・『囮物語』
『影執事マルクの迎撃』
手島史詞 富士見ファンタジア文庫
読始3/2 読了3/4
コメント・・・
シリーズ二作目。
『契約』によって影使いになったマルク。
暗殺に行った、契約の精霊の力を遥かに超える力の持ち主エルミナに敗北して彼女の執事になっている。
迎撃するのはその家に新たに攻めてくる契約者たちである。
執事力全開でがんばるのだ。
よくあるラブコメマンガのように何事にも察しの悪いマルクにウンザリ感もあるが
ストーリー自体は読みやすく軽快に面白いと思った。
『県立コガネムシ高校野球部』
永田俊也 文藝春秋
読始3/5 読了3/7
コメント・・・
美人女社長が高校野球部を買った。
プロ野球チームを手に入れようとしたところを新聞社の老害に妨害され
彼の孫が通う甲子園候補の学校を撃破しようとたくらんだのだ。
ほどほどの才能を持つ選手を金の力と豪腕で強引に引き上げる。
まぁだいたいの流れは読めるんだけど、それでも楽しめるかな。
陽気な中南米選手たちがでしゃばらないわりにはイイ味出してると思う。
『カラクリ荘の異人たち,3
〜帰り花と忘れ音の時〜』
霜島ケイ GA文庫
読始3/10 読了3/11
他人と関係を持ちたくない阿川太一がなぜか安らげるカラクリ荘。
しかしそこで植物と語れるレンとケンカしてしまい気まずくなる・・・
さらに溶けた雪女に取り付かれ。
女の子を内包したことで人と人の関わり方になんとなく目覚めるというステキ展開(笑)
まぁ太一が人間として少しずつ成長している感がイイネ。
『花物語』
西尾維新 講談社BOX
読始3/12 読了3/13
コメント・・・
アニメではスっ飛ばされたストーリー。
なんで?神原がエロ過ぎてアニメ化できなかったのか?
って思ってたんだけど別にそんなことは無く、おそらく時系列的に、先輩たちが卒業しちゃってさみしいなぁ、って感じの出だしだったので。
まぁそういうことなのだろう。
そんなパワフルさに欠けた状態の神原が一人の少女、あるいはかつてのバスケライバルに出会う。
それは果たして現実か幻覚か。
元気の足りない神原は見ていてなんとも物足りなかった一冊。
『囮物語』
西尾維新 講談社BOX
読始3/14 読了3/16
コメント・・・
アニメは見たので大まかな筋はわかっている。
仙石撫子が白ヘビ、クチナワに取り付かれて蛇神様になってしまうお話。
前髪を伸ばし下を向いて全てをやり過ごす、下向きな性格の彼女が大変なことに。
でもまぁ暗い感じで単純に楽しめはしない。
トップに戻りたい
リストに戻る