3月後期
『グイン・サーガ,41』・『ダークタワー3』・『お目出たき人』
『グイン・サーガ,41 獅子の星座』
栗本薫 ハヤカワ文庫JA
読始3/17 読了3/19
コメント・・・
数ヶ月読んでいなかったので展開を忘れていた。
なるほど。ケイロニアからシルヴィア皇女がさらわれていたのだな。
そして声明文にて誘拐者が何者でどこにいるのかが一応分かる。
まだ実際に見ていない以上どこまで真実かはわからないが。
グインが大軍を率いて進軍を開始する。
実に、熱い展開である。
この仕事を終えたら次期皇帝になる可能性まであるし。
ところで、あとがきでずっこけた。
初版とも増版とも書いて無いからたぶん初版なんだろうけど『42巻をお届けします』
うりゃ!?!と思って表紙を見直したよ。
41巻。うん、41巻だね。作者がボケて編集その他もおおボケだったわけですね。
『ダーク・タワーV 荒地(上)』
スティーヴン・キング 風間賢二:訳 新潮文庫
読始3/20 読了3/27
コメント・・・
約5年ぶり。それでもなんとかなるような「これまでのあらすじ」
堅苦しい感じの文章。イマイチ魅力に欠ける登場人物たち。
読むのダルいなぁと思いつつ読み進めると、なんだか引き込まれていく。
荒地を進む三人と、向こう側の世界の少年がだんだんと近付いていく不思議。
意外な魅力のある本。
『お目出たき人』
武者小路実篤 新潮文庫
読始3/28 読了4/1
コメント・・・
痛い(笑)
失恋の達人であるらしい作者が書き上げたストーカー物語である。
ストーカーと言っても現代人のように犯罪に及ぶというわけではなく。
そもそも『自分』にそこまでの根性は無いだろうけど。
彼女が幸せになるのなら結婚相手は自分で無くてもいいと強がったり。
自分は勇士だ。勇士だ。といきがってみたり。
不安を募らせて涙と鼻水をたらしてみたり。
見事に情緒不安定でブザマを極めた男の物語。
読み進めるのが非常にきつかった。
トップに戻りたい
リストに戻る