6月後期
『路地裏ビルヂング』・『ハナシはつきぬ!』・『うさぎさん惑星。2』
『はやく名探偵になりたい』・『100人館の殺人』・『グイン・サーガ,44』
『いつか天魔の黒ウサギ,3』
『路地裏ビルヂング』
三羽省吾 文藝春秋
読始6/16 読了6/18
コメント・・・
古い古いペンシルビルにテナントを持つひとくせある会社たち。
小企業、それぞれの悲喜こもごもを描く、短編連作。
どっちかというと喜よりも悲の方が多いかな。
でもまぁ、それなりに楽しかった。
『笑酔亭梅寿謎解噺5 ハナシはつきぬ!』
田中啓文 集英社
読始6/18 読了6/20
コメント・・・
面白かった
1巻を借りて以来、惰性でダラダラと読んでいたシリーズだが、今回は全力で楽しめた。
竜二を取り巻くジェットコースターレベルのトラブル連発。
売れても売れなくても芸能界は地獄だぜぇフハハハハ。
って感じで、少なくとも竜二のようなスベリとかいじられ系は。
タイトル的に最終巻かと思ったらそんなことはなく、もうちょっとだけ続くようだ。
『うさぎさん惑星。二周目』
日日日 ガンガンノベルス
読始6/20 読了6/22
コメント・・・
月で暮らす砂山の元にやってきたのは、地球にいた頃の近所の妹エリー。
・・・
近所のお兄さんお姉さんという言葉はあるけど、近所の弟妹という言い方はしないな。不思議だ。
エリーの母親探しに始まり、地球からの汚染空気の廃棄問題が起き、地球へ月へと大移動。
結構ハデに行動するけどあまり解決していないような気がしないでもない。
『はやく名探偵になりたい』
東川篤哉 光文社
読始6/23 読了6/25
コメント・・・
なんとなく読んでしまったがどうやらデビュー作から何冊も出ているシリーズだったようだ。
しかしまぁ、探偵とその助手という二人のレギュラーしかいないので精神的にムムムという以外それほど問題は無かった。
内容は、すっとぼけ探偵小説短編集。
探偵力はそれほど高くないのだが、なんとなく解決する。
そしてタイトルとなるわけだ。
『100人館の殺人』
山口芳宏 東京創元社
読始6/26 読了6/27
コメント・・・
橋の爆破により隔離されてしまった館。
そこで殺人事件が起きるが現場にいたのは約100人。
多すぎる容疑者に悲鳴を上げる探偵。
しかし被害者がさらに増えることでボンヤリしているわけにはいかなくなる。
優秀かもしれない探偵と、成り行きで助手になったズッコケ君。
事件はどんな方向に進むのか?
『グイン・サーガ,44 炎のアルセイス』
栗本薫 ハヤカワ文庫JA
読始6/28 読了6/29
コメント・・・
皇女シルヴィアを取り戻したいグイン。戦争をしたいイシュトヴァーン。
それぞれの思惑を乗せてユラニア首都アルセイスへ向けて一番乗り競争。
炎を巻き上げるアルセイスでグインは剣では無く言葉を振り回す。
そしてどうやら、そろそろ外伝の七人の魔道師に繋がる展開になるようだ。
コッチの世界では次はドコの視点の物語が始まるのやら。
『いつか天魔の黒ウサギ,3 神隠しの通学路』
鏡貴也 富士見ファンタジア文庫
読始6/30 読了7/1
コメント・・・
ヴァンパイアのサイトヒメアは鉄大兎を15分に7回殺さないと死なない不死身にした。
しかしその力を持ってしてもヒメアを守ることはなかなか出来ずにモヤモヤする大兎。
さしあたって謎魔力を手に入れたイヤミな生徒会長の紅月光を頼って新たな力を求める旅に出るが。
3巻まで来て大筋は分かるんだけど細かいところで誰が何をしたいのかというのがイマイチわからない。
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