12月前期

『グイン・サーガ,58』『悲録伝』『夢見る黄金地球儀』
『終物語(中)』『三国志,13』


『グイン・サーガ,58 運命のマルガ』
栗本薫 ハヤカワ文庫JA


読始12/3 読了12/4

コメント・・・
ついにイシュトヴァーンがナリスと面会する。
二人の会話はどう展開するのか。
そして、作者のナリス愛(笑)
タイトルは『ナリス様、超超超儚げ美しい』でも問題は無い。
ストーリーの進行自体は遅々としているけど、色々な意味で面白くはあった。




『悲録伝』
西尾維新 講談社ノベルス


読始12/5 読了12/9

コメント・・・
地球を倒すために究極魔法を手に入れる実験、が失敗して発生した四国ゲームもそろそろ終わるのか?
だが、ただの会議・会話がダラダラと続く。
まるでグインサーガか銀河英雄伝説かというくらい。
でもさすがに一冊まるまる話し合いなどということはなかった。ふぅ。
そろそろ地球との勝負が始まるのかもしれないが、予定では全10巻か。




『夢見る黄金地球儀』
海堂尊 創元推理文庫


読始12/10 読了12/12

コメント・・・
海堂尊にしては医療物語ではない。
舞台は桜宮市であるが、ふるさと創生資金一億円で作った黄金填め込み地球儀の奪い合い。
コンゲーム。騙しあいという意味の物語。
比較的ズッコケストーリーであり、あとは政府とか役所とかのやり方をチクチクする、いつもの。




『終物語(中)』
西尾維新 講談社BOX


読始12/11 読了12/13

コメント・・・
この、今、放送しているアニメはここまで。
キスショット。現、忍野忍を奪い合って新旧の下僕が勝負する?
ぶっちゃけ、アニメは雰囲気中心で話の分かりやすさとか笑いどころとかスっ飛ばしている感じがするのでこっちを読むだけでいいかもしれない。
話自体もそれほどの魅力はないんだけどね。
完結まで惰性で読み続けるだろう。




『三国志 十三の巻 極北の星』
北方謙三 角川書店


読始12/14 読了12/18

コメント・・・
ついに最終巻。
もはや初期の武将はほとんど死に絶え、蜀では孔明を残すのみ。
あぁ、初期というほどではないが魏延もいるか。いるんだけど、孔明的にはなぜか虫が好かなくて毛嫌いしてしまう、とそればかり書かれている。
魏にはしばちゅうさん。
今回は彼の方が多めに書かれているかな。
作品的には孔明没するところで終了。
ただ、死せる孔明生ける仲達を走らす、の逸話は無し。
魏延嫌われまくりの流れから「俺を斬れるものはいるか」「ここにいるぞ」デーンデーンデーンがあるかと思ったけどなかった。
知ってるのはシーンだけでなんで馬岱が魏延を斬ろうと思ったのかは覚えてないけど。
まぁ、ゲーセンの三国志大戦もなくなっていまいちさみしいなぁ。と




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