5月後期
『グイン・サーガ,51』・『ばいばい、アース,1』・『あるキング』
『偏差値70の野球部,2』・『キケン』
『グイン・サーガ,51 ドールの時代』
栗本薫 ハヤカワ文庫JA
読始5/18 読了5/20
コメント・・・
拷問により療養中のナリス。
だがそれはすべて計算のうちであった。
無限に編まれた策略のためなら自分の体すら捨てる。
ナリスのドロドロした心と、唯一一部を語ってもらえるヴァレリウス。そして何も気付かないその他全ての人。
その辺を楽しめば良いのだろう。続きが読みたい。
『ばいばい、アース T 理由の少女』
角川文庫 冲方丁
読始5/21 読了5/24
コメント・・・
冲方丁の初期作品らしい。
説明が無いから世界の様子がよくわからないが、主人公のベル以外は獣の特質を持った獣人ばかりの世界のようだ。
生物を花と言ったり?、剣士たちの戦いを剣楽と言って指揮者だとか演出家だのが居たり、実に不思議世界。
獣無しのただの人間であるらしいベルはとりあえず唸る剣を振り回しながら、自分のルーツを探すために旅人になるための戦いに赴く。
・・・
むずかしい、かな。想像力を磨くにはアリかもしれないけど。
『あるキング』
伊坂幸太郎 徳間文庫
読始5/24 読了5/26
コメント・・・
ある、キング?
歩く王様かな?競歩の話?
ではなくある王様の短い物語。
王様といっても国王ではなく、打撃王とかホームラン王とかいった方向性の、ある野球選手。
序盤など声を出して笑いたいくらいのスットコ展開だったのだが、だんだんとドロドロしてきて。
最後は作者が自嘲するようなナンジャコリャ系に。
まぁ・・・笑えるだけの楽しさはあったから満足かな。
『偏差値70の野球部 レベル2 打撃理論編』
松尾清貴 小学館文庫
読始5/27 読了5/28
コメント・・・
受験する学校を間違え、野球名門校ではなく、東大合格率NO1の進学校に入ってしまった新真之介。
壊滅的に実力の無い彼らはなぜか同校の映画研究会と試合をすることになってしまった。
監督は野球に詳しいわけでもないドイツ語臨時教諭セバスチャン。
部員は一芸すら持たない学力のみのヘッポコ。
対戦相手は初めて野球をする、ほぼ女子の映研。
いったいどうなる?
いや・・・勝たなきゃならないでしょ(笑)
『キケン』
有川浩 新潮社
読始5/29 読了5/30
コメント・・・
成南電気工科大学機械制御研究部、キケン。
ユナボマーと呼ばれる上野、大魔神と呼ばれる大神。
そして二人に率いられたキケン部員。彼らの大学の暴走系青春物語。
表紙裏表紙のマンガはイメージであり内容とは違います。
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