9月前期

『デッドディテクティブ』『下町ロケット』『万能鑑定士Qの短編集,1』
『僕は友達が少ない,6』『僕は友達が少ない,7』『一夢庵風流記』



『デッドディテクティブ』
辻真先 講談社ノベルス


読始9/1 読了9/5

コメント・・・
死人探偵。
ある事件もしくは殺人事件の現場であるクルーザーは沈み、容疑者は全員水没した。
みすずはそこまで善人だったつもりはないが、地獄の王にまさかのレンゲ殺しの犯人という冤罪をかぶされそりゃないぞと反論を開始する。
9人の王を次々と訪れながらの地獄旅。
閻魔にも見破れなかった事件の真相は解明できるのか。




『下町ロケット』
池井戸潤 小学館


読始9/6 読了9/7

コメント・・・
倍返しで有名な半沢の作者が書いて・・・映画だかドラマにもなった作品。
宇宙開発からロケット打ち上げ失敗による引責退職させられた佃。
そして父親の小さな工場こうばを継ぐことになったのだが。
大企業による圧力。特許を狙った攻撃。
ストレスがストレスがストレスが溜まる。




『万能鑑定士Qの短編集T』
松岡圭祐 角川文庫


読始9/8 読了9/9

コメント・・・
事件簿12巻も完走してないし推理劇も読んでいないけど手を出して良かったのかな?
色々と小さな事件が発生します。添乗員も出てきます。
そして色々な雑学が手に入ります。
今まで常識だと思っていたことが間違いだったという衝撃にぶん殴られたりします。
読んで損はないでしょう。




『僕は友達が少ない,6』
平坂読 MF文庫


読始9/10 読了9/11

コメント・・・
残念部のメンバーが小鳩の誕生日プレゼントを買うために街に出る話など。
さらに文化祭に向けて、やる気はないのだが未来のリア充生活の練習として鋭意努力を始める。
まぁ動き始めれば何となく楽しくなってくるのが若さというものだが。
巻末はドラマCD脚本の小説化。バカ&エロです。




『僕は友達が少ない,7』
平坂読 MF文庫


読始9/12 読了9/13

コメント・・・
ライバルたちに圧倒されつつある夜空はついに自分が実は小鷹の幼馴染であるという切り札を切った。
そして文化祭の映画を作るというイベントでも小鷹に近いキャストになろうとするが・・・
それは逆に星奈の許嫁という属性を引き出すものでもあった。
文化祭で盛り上がりながら理科が小鷹に真実を突きつける。
だが小鷹はあえて気づかぬ道を選ぶ。チキン野郎とののしられても。




『一夢庵風流記』
隆慶一郎


読始9/14 読了9/18

コメント・・・
マンガ花の慶次の原作ということで読むのを後回しにしていた。
むしろ読むまでもないかな、と思っていた。
だが、とんでもない。
じつにとんでもない名作だった。
前田慶次郎が、秀吉の時代を傾く。
凄烈に、颯爽と、生きる。
気持ちよく読める一冊であった。




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