3月前期
『塵よりよみがえり』・『珈琲店タレーランの事件簿,2』・『神様のメモ帳,4』
『グイン・サーガ,60』・『もののけ本所深川事件帖,3』・『僕は友達が少ない,8』
『特等添乗員αの難事件,4』
『塵よりよみがえり』
レイ・ブラッドベリ 訳:中村融 河出文庫
読始3/2 読了3/4
コメント・・・
訳者あとがきや、恩田陸のあとがき解説では絶賛されているが、ブラッドベリ素人としてはイマイチぱっとしない感じ。
まぁ西洋ファンタジー自体が日本的感性からして何となくズレているのはよくあることで。
そこを楽しめないとなんだかなぁ、ということになる。
そんな中で一番楽しめたのはオリエント急行かな。
老看護婦の機転の利き方が気に入った。
『珈琲店タレーランの事件簿,2
彼女はカフェオレの夢を見る』
岡崎琢磨 宝島社文庫
読始3/4 読了3/5
コメント・・・
バリスタの美星の元に通っていた青山。
そこに美星の妹の美空が帰ってきて。
何か隠し事をしているようだが・・・
それ以外にも色々と小さな謎が舞い込んで、美星はコーヒー豆をコリコリを挽きながら謎を解き明かすのである。
『神様のメモ帳,4』
杉井光 電撃文庫
読始3/5 読了3/6
コメント・・・
そういえばアニメ版はココまで、だったかな?
正直覚えてなかったんだけど、これを読みながら記憶が軽くよみがえる。
平坂組創始者のもう一人が東京に帰ってきた。
そして平坂組に攻撃を仕掛ける。
鳴海が出会った変な関西弁の使い手が、その平坂錬次であった。
錬次と壮一郎の争いの根っこをアリスと鳴海は墓から掘り起こすのであった。
『グイン・サーガ,60 ガルムの報酬』
栗本薫 ハヤカワ文庫JA
読始3/7 読了3/8
コメント・・・
無事にクムに戻りついたイシュトヴァーン。
道中に知ったアリの行動の数々にはらわたを煮えくり返させ、全身から殺意を漏らしている。
アリの首を求めて目を血走らせるイシュトと、父役の立場からそれを止めようとするカメロン。
止めると言っても殺すなら俺が。イシュトは汚れ仕事をしなくていい、というだけでアリの命を守る気はまるでないわけで。
イシュトの感情が爆発する。
『もののけ本所深川事件帖 オサキ婚活する』
高橋由太 宝島社文庫
読始3/9 読了3/10
コメント・・・
深川で女性の失踪事件が増えてきた。
犯人は疱瘡婆?
婚期の遅れた女性が狙われる理由は?
周介にとりついたオサキと桜の下にいた江姫の幽霊と共に、いろいろ調べる。
なんというか、この本の妖怪・・・オサキだけど、これもしゃばけの妖怪たちと同じで人間のルールの外側からものを見る的な役かな。
花見の時期に女性が着飾って歩く婚活的行事、女比べの季節の物語である。
『僕は友達が少ない,8』
平坂読 MF文庫
読始3/10 読了3/11
コメント・・・
友達は居ないが恋人候補に囲まれた羽瀬川小鷹。
見た目がヤンキーというだけで恐れられる彼を普通に扱ってくれる女子たちとの隣人部。
そこに襲い掛かる生徒会のチワワ的存在遊佐。
だがそんなものは大した危機ではなかった。
星奈からのプロポーズに動揺してダッシュで逃げる小鷹。
そして部室に寄りがたく、生徒会の手伝いなどして時間を過ごす。
しかしこのままではどうにもならないだろう。
覚悟を決めるときは来たのか?
『特等添乗員αの事件簿W』
松岡圭祐 角川文庫
読始3/12 読了3/14
コメント・・・
今回は地味といえば地味な事件。
世界を無銭で旅行・飲食する女、ミン・ミヨン。
その場の思い付き、ラテラルシンキングを最大活用しながら逃げ続ける彼女。
それが日本へ向かえば官公庁の那沖や添乗員の絢奈とも交差する。
水平思考同士がぶつかり合うとどうなるのか。
『僕は友達が少ない,8』
平坂読 MF文庫
読始3/10 読了3/11
コメント・・・
友達は居ないが恋人候補に囲まれた羽瀬川小鷹。
見た目がヤンキーというだけで恐れられる彼を普通に扱ってくれる女子たちとの隣人部。
そこに襲い掛かる生徒会のチワワ的存在遊佐。
だがそんなものは大した危機ではなかった。
星奈からのプロポーズに動揺してダッシュで逃げる小鷹。
そして部室に寄りがたく、生徒会の手伝いなどして時間を過ごす。
しかしこのままではどうにもならないだろう。
覚悟を決めるときは来たのか?
『僕僕先生 恋せよ魂魄』
仁木英之 新潮社
読始3/15 読了3/16
コメント・・・
僕僕先生と王弁の旅は続く。
いろいろな人物と別れ、今の同行者は異形の暗殺者薬師デラク。
どんな世界にでも病人はいて、王弁の仕事はなくならない。
劉欣は独自に、さらわれた両親を追って王都へと走る。
力を得るために動く闇仙人。
なんか、千里伝っぽい流れになってる?
アッチとは別のパラレル存在だと思うけど、麻姑も出てきたし。
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