4月前期
『僕は友達が少ない,9』・『僕は友達が少ない,10』・『りぽぐら!』
『ラノベ部,2』・『ばいばい、アース,3』・『クレギオン,4』
『僕は友達が少ない,9』
平坂読 MF文庫J
読始4/1 読了4/1
コメント・・・
さくさくっと一日で読んでしまうような軽さと面白さ。
馬鹿とお風呂と温泉とロマンシング・佐賀。
星奈の告白から逃げ出した小鷹がラブコメ界にかつてない返答をしたとき今度は夜空が旅に出た。
幸村はなぜか遊佐と友達になり共にじょしりょくをあげることを目指していた。
まぁ、少しずつ隣人部は変わり始めていたのである。
生徒会と一緒にスキー合宿のある温泉宿の下見に行く程度には。
『僕は友達が少ない,10』
平坂読 MF文庫J
読始4/2 読了4/2
コメント・・・
そういえばナンバリング以外にもコネクトという小鳩視点の本があるらしいな、とメモメモ。
で、全てを失って真っ白な灰になりかけていた夜空であるが、姉がバカだということを知り胸を張って元気を盛り返していた。
というか隣人部部員が全体的に他人とのかかわりあいを持ち直しかけていた、のだが。
暴走する星奈。
そしてぶつかったり共に並んだりする夜空。
二人がようやく、友達に、なる。
『りぽぐら!』
西尾維新 講談社ノベルス
読始4/4 読了4/14
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これは・・・じつにダメだ。
まず、短編小説を書きます。
次に五十音から四十音を選び、四つのグループに分け、禁止音にします。
先の短編小説を禁止音群それぞれを封印して、4回リメイクします。
つまり、同じ話を都合五回読むことになるわけです。
短編が三本なのでそれを3セット。
ただ読み流すだけだと、実にどうしようもない本である。
全体的にブラックジョーク系なので読み返したところで楽しくないし、オチもわかってるわけで。
禁止音にどう対応しているのかと前向きに読もうとしてもあまりにも強引な語彙に、ありえへんザワールド、って思う。
合間合間に別の本を読んだりしてちょっとでも時間を空けないとツライ。
商品として売り出すのはあまりにも非道と言わねばなるまい。
とにかく読破に時間がかかった。読み切った自分を褒めてあげたい。
『ラノベ部2』
平坂読 MF文庫J
読始4/4 読了4/5
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物部文香と軽小説部の、のんびりまったり日常話。
文香のぼんやりは止まらず、暦の文香ラブは止まらず、綾のBLは止まらず、美咲と竹田の微妙な関係は変わらず。
何も変わらない模様。
という、まぁ、実に軽いだけの本。
『ばいばい、アースV 爪先立ちて望むには』
冲方丁 角川文庫
読始4/6 読了4/15
コメント・・・
前巻を読んだのがずいぶん前なのでいまいち覚えていないが・・・
それ以上に4巻を図書館で見た覚えが無いのが気になるが。
だが、読み進めるとこれから何かが起きるという雰囲気が濃くなって、それだけで読み進める原動力となった。
ベルはどう進むのか、そして飢餓同盟とアドニスは何を望むのか。
そして拙者は最終巻を読めるのか!?
『クレギオン,4 サリバン家のお引越し』
野尻抱介 ハヤカワ文庫JA
読始4/15 読了4/16
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引っ越しという危険度の低そうな案件で、メイにミッションディレクターの経験を積ませてやるべぇと親心で見守る二人。
だがサリバン家の奥さんの注文、花壇をコロニーに持ち込みたいという注文が難物であった。
見どころはコロニーの描写か。
ガンダムではそういう世界もあったと思うけど、筒状の壁内に暮らし、空を見上げたら向こう側の地面があるw
不思議だよねぇ。
そしてコロニーで起きるトラブル。
メイが尻を蹴飛ばされないと動き出さないのがモヤモヤするけど、結局今回も命がけになってしまうのであった。
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