5月前期
『神様のメモ帳,7』・『ちょんまげぷりん』
『グイン・サーガ外伝,14』・『神様のメモ帳,8』
『神様のメモ帳,7』
杉井光 電撃文庫
読始5/2 読了5/4
コメント・・・
今度の依頼はアイドルから。
街で見かけたホームレスのおじさんがどうにも昔蒸発した父親のようだと。
そこからホームレス狩りの学生、何かを探る少佐、りっぱに見当違いの行動をとるワトソン鳴海。
それぞれが自分のすることをして・・・
ホームレス。家が無いというか、帰るべき場所が無いという彼らの行く末は、いかに。
『ちょんまげぷりん』
荒木源 小学館文庫
読始5/4 読了5/6
コメント・・・
映画化した、と思うこれ。
タイムスリップで江戸時代からやってきた木島安兵衛が帰る手段を探しながらこっちの世界で生活のためにプリンを作る話。
大筋はそうだけど、共働きについてとか、シングルマザーとか、そういう方向性の話も盛り盛りに盛り込んである。
終盤、ひろ子と安兵衛の生き違いによる行き違いに、面倒な展開だなぁ読む気力が減少するなぁ、と思ったんだが。
無理に読み進めたら、じつにスッキリさわやかに片付いて安心した。
問題は、表紙か。
文中では岩石顔であまり造作の良くない安兵衛が上條淳士描くキリリ系イケメンになってること(笑)
『グイン・サーガ外伝,14
夢魔の四つの扉』
栗本薫 ハヤカワ文庫JA
読始5/7 読了5/9
コメント・・・
鬼面の塔、ライ=オンの口の中に飛び込んだグイン。
彼奴の体内は4人のライ=オンが支配する4層の塔である。
常識的な戦闘であれば古今無双のグインも、魔術的戦闘となればどうにものれんに腕押しでスカっと片付かない。
苦戦に次ぐ苦戦で疲労困憊になっていく。
ある意味、ブザマなグインを見ちゃいられんと思うかどうか。
これを言っちゃおしまいだが主人公補正が無かったら話は終わっていたかもしれないのである(爆)
『神様のメモ帳,8』
杉井光 電撃文庫
読始5/10 読了5/13
コメント・・・
あとがきを見るまで気づかなかったけど、短編集の体だったらしい。
最終エピソードは長くなりすぎたからわからないし、話区切ってないし。
関西から出てきた四代目の父親との勝負。
そして再び世に出回ったエンジェル・フィックスを巡り、鳴海が衝突したり絶望したり混乱したりする大変な話。
まったくもって裏社会で名を馳せ続ける高校生、藤島鳴海の快進撃、あるいは痛恨劇である。
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