11月前期
『とある魔術の電脳戦機』・『館島』・『掟上今日子の遺言書』
『ファンム・アレース,5下』・『機龍警察自爆条項(上)』・『機龍警察自爆条項(下)』
『鎌倉不動産のあやかし物件』・『櫻子さんの足元には死体が埋まっている』
『とある魔術の電脳戦機』
鎌池和馬 電撃文庫
読始11/1 読了11/3
コメント・・・
とある魔シリーズをまだ一冊も読んでいないのに、いきなりこんなコラボ作品に手を出してしまった、ぜ。
全然知らなかったんだけど、ゲームも絶賛準備中のこの作品。
トウマがレベル0にふさわしく?どノーマルのテムジンでバーチャロンファイトを繰り返す。
まさかこのゲームが世界の危機を呼び込むものだったとは・・・
おなじみキャラだとインデックスがゲームを始めた直後のトウマをボコボコにして、ビリビリがストーリーの中心近くにいたけどそれだけで離脱したり、むしろアクセラレータの協力の方が役に立ったり。
コラボのセガに気を使って?とあるメンバーズよりもバーチャロイドの描写に力を入れてるかも。
『館島』
東川篤哉 創元推理文庫
読始11/4 読了11/5
コメント・・・
壮大なトリック、という煽りのせいで逆になんとなくトリックの核が見えた。
もしもワトソンポジションに居たら、探偵が先を越されて歯軋りしながら細かい部分を詰めるだけ、になったであろう(笑)
芸術家的建築家が建てた六角形の館で起きた、墜落死。だがどこから落ちたのかわからない。
未解決のまま、関係者が再び集う。
休暇中の刑事と、女私立探偵。二人がズッコケたりぶつかり合ったりしながら事件に挑む。
『掟上今日子の遺言書』
西尾維新 講談社
読始11/6 読了11/6
コメント・・・
レギュラーになれずに沈んで行ったかと思った隠館厄介が再登場。
だが空から少女が降ってきたため骨折してしまった。
運が悪いのか良いのか・・・
遺書を残してビルから降ってきた少女。
その遺書に名前を出されたマンガ、の作者はショックを受けていた。
編集者は漫画家を立ち直らせるための推理を今日子に依頼する。
『ファンム・アレース,5下 戦いの果て』
香月日輪 YA!エンタテインメント
読始11/7 読了11/7
コメント・・・
最終巻の下。完全完結巻。
ララと愉快な戦士たちはついに魔女アイガイアの元へと辿り着く。
持てる力の全てを注ぎ込んで戦うのだ。
・・・
バトルはそれほど燃えないかな。
けど、全体的なストーリーは好きになれた。
これからもララとバビロンの旅は続くのだろう。
『機龍警察 自爆条項(上)』
月村了衛 ハヤカワ文庫JA
読始11/8 読了11/10
コメント・・・
第二作。今回も胸糞かな。
警察は部署ごとにいがみ合うのが忙しくて事件を解決する気があるのかどうかわからない。
上巻はまだ準備段階だからテロに対するイラつきはあまり無い。
そして元IRFテロリストであるライザの過去物語。
鬱々とした陰気な物語だが、スパロボ・・・ガンダム系のストーリーで出てくる地名ベルファストがどんな土地か。
あるいはアイルランド系テロリストが何で暴れているのか、ほんのりと理由を知ることができるかもしれない。
プロテスタントとカトリックがどう違うのかなんか日本人は知りやしない。
『機龍警察 自爆条項(下)』
月村了衛 ハヤカワ文庫JA
読始11/11 読了11/13
コメント・・・
もしかしたら・・・という事件がやっぱり起きて、ライザは裏切り者になる。
そして日本を訪れたテロリストたちの第三の目的とはいったい何なのか。
『鎌倉不動産のあやかし物件』
安東あや メディアワークス文庫
読始11/13 読了11/14
コメント・・・
夢を捨てたもののあきらめきれず鬱々としていた清花は母親にだまされてお見合いをさせられる。
そこに待っていたのも、また、生きる気力を失っていた青年だった。
お見合いだということに怒った清花は・・・肉体から魂が飛び出す(笑)
それを肉体に引き戻したのは霊視能力を持った青年、雅秋だった。
彼が気力を失う原因となった目の力。
今度はそれを生かして実家の不動産業ただし霊的なものを処理していくことになるのだった。
清花も発作の幽体離脱がどうにかなるまでは彼と共に生活せねばならない。
カップル(未満?)の霊的不動産物語。
『櫻子さんの足元には死体が埋まっている』
太田紫織 角川文庫
読始11/15 読了11/16
コメント・・・
アニメ化してドラマ化もした作品をいまさらながら原作チェック。
美人でお嬢様な大人の女性、ただし人間にあまり興味が無く塩対応。好きなものは骨だけという櫻子さん。
そして一巻では語られないなんらかによって彼女と行動を共にすることが増えたヒステリック少年ボゥイの正太郎。
二人が骨から始まるミステリーにズガンズガンと激突する物語。
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