5月前期
『グイン・サーガ,68』・『化学探偵Mr.キュリー』・『武士の献立』
『神去なあなあ日常』・『とせい』・『グイン・サーガ,69』
『バカとテストと召喚獣,8』・『バカとテストと召喚獣,9』・『バカとテストと召喚獣,9.5』
『妖怪アパートの幽雅な日常,9』・『ゲート,5』
『グイン・サーガ,68 豹頭将軍の帰還』
栗本薫 ハヤカワ文庫JA
読始5/1 読了5/1
コメント・・・
イシュトヴァーンのところに届いた召還命令。
いまさらになって昔々ノスフェラスでやらかした、モンゴール軍殲滅大作戦のことがバレてしまった。
さて、イシュトヴァーンはどう対応するか。今度はモンゴール国殲滅大作戦を発動するか?
一方グインはシルヴィアをケイロニアに連れ帰り、王となった。
皇帝よりも下だけど全権を持った王。
皇帝は初孫をかわいがるために隠居できるならしてもいいくらいの勢いだよ。
無敵の安心感を振りまくグインがいれば全部大丈夫だから。
『化学探偵Mr.キュリー』
喜多喜久 中公文庫
読始5/2 読了5/2
コメント・・・
大学の何でも屋、庶務課に就職した七瀬。
いろいろなトラブルに巻き込まれたり飛び込んだり。
でも自分には別に何らかの才能があるわけではないので、ドラえもんに飛びつくのび太のように、沖野助教授=Mr.キュリーに助けを求めるのであった。
そんな短編ミステリ集。
『武士の献立』
大石直紀 小学館文庫
読始5/3 読了5/3
コメント・・・
映画の原作小説。ではなくて、映画の脚本から小説におこされたもの。
加賀藩主の側室に使える春。嫁ぎ先の家族とそりが合わずに出戻った彼女が料理の腕前を見込まれて加賀藩料理方の息子の嫁にと声をかけられる。
侍なのだから包丁よりも刀を持ちたいとヒネクレる旦那。
そんな旦那に根気強く料理技術を伝え・・・
だがまだ包丁と刀の間で揺れ動く旦那。
最期の展開は大体読めていたけど、感動できるなぁ。
よくぞ見つけ当てた、ってね。
『神去なあなあ日常』
三浦しをん 徳間文庫
読始5/4 読了5/6
コメント・・・
舟を編むは辞書製作の場が舞台であるが、これは林業の物語だ。
就職しそこなってダラダラすることになるかと思っていた平野勇気は親・教師が勝手に決めてきたド田舎の神去村の林業見習いとして送り込まれる。
ケータイもつながらないような村で、新しい、しんどい生活が始まる。
一般人にはなかなか知ることの無い林業の世界。
そして、過疎って行く田舎村。
読みやすい小説でそういうものを紹介していくというか、まぁ、そんな感じ。
『とせい』
今野敏 中公文庫
読始5/7 読了5/8
コメント・・・
別の本のケツに載っている紹介から興味を持った本、がサクっと見つかったので。
やくざの組長がブンカテキ行為を行いたくて、兄弟が手に入れた倒産寸前の出版社をゆずってもらった。
だが組長が考えるのはそこまでだ。
実行するのは代貸(関西では若頭)の日村。
頭を抱えながら知らない世界を必死に走り回る。
ヤクザのこち亀的な・・・
悪いことをしないファンタジーなヤクザ(笑)のピカレスク。
ヤクザなりの人脈が出版社に光を呼び込む?
会社に嫌がらせしてくる警察の考えがイマイチわからなかったのがモヤモヤかな。
『グイン・サーガ,69 修羅』
栗本薫 ハヤカワ文庫JA
読始5/9 読了5/10
コメント・・・
さて、モンゴールに呼び出され裁判を受けるイシュトヴァーン。
彼が追い詰められ、ブチ切れて修羅となるのか。
あるいは成歩堂龍一のごとき全力弁護でイシュトを守りきろうとするカメロンこそが修羅なのか。
という感じでワクワクさせてくれる・・・のだが。
サイデンのセリフで動揺する連中がどうにもブザマだったなぁ。
そこに何が居るのか気付かないとかカメロンも意外と無能。
ナリスからの知恵の援護は無かったのか。
ラストの展開に持ち込むことの方が大事だったのかな。
『バカとテストと召喚獣,8』
井上堅二 ファミ通文庫
読始5/11 読了5/11
コメント・・・
闇鍋が終わりみんなが帰宅しようとしていたが、瑞希の両親が飛行機が飛ばないため帰って来れないと。
明久の姉が、だったら泊まっていけば?とサラっと言う。
二人のドキドキToLOVEる物語。
ところどころ笑えるんだけど、昔みたいに腹筋崩壊というほどのことが無いのは、慣れたからか。
あるいは瑞希から垂れ流されるlove要素が多すぎるからか?
『バカとテストと召喚獣,9』
井上堅二 ファミ通文庫
読始5/12 読了5/12
コメント・・・
『バカとテストと召喚獣,9.5』
井上堅二 ファミ通文庫
読始5/13 読了5/13
コメント・・・
『妖怪アパートの幽雅な日常,9』
香月日輪 YA!ENTERTEINMENT
読始5/13 読了5/13
コメント・・・
できれば8巻までと同じ講談社文庫で読みたかったんだけど、手の届かないところにあるんじゃあ仕方ないか。
ともかく、文化祭が近づいて頭がおかしくなるほどテンションアゲアゲな人がいる一方、闇の中に沈みこむ人もいた。
一度は人生にスネまくっていた稲葉夕士としては、おせっかいであるとは思ってもとりあえずおせっかいを焼かずにはいられないのであった。
そしていつものように料理がおいしそう。
『ゲート 自衛隊彼の地にて斯く戦えり 5,冥門編』
柳内たくみ アルファポリス
読始5/14 読了5/15
コメント・・・
ついに完結。
あっちの世界よりもこっちの世界での政争が多いか?
ゲートを奪いに海外勢力が強引な突撃を仕掛けてくる。
政治的法律的な都合でなかなか手を出せない自衛隊相手に勝手に暴れまわる連中にイライラ。
特地の戦争にもイライラ。
じつにイライラ祭りである。
ゲートの閉じる衝撃波がせめてもの、か。
トップに戻りたい
リストに戻る