11前期
『悲球伝』・『ダィテス領攻防記,6』・『うそうそ』
『悲球伝』
西尾維新 講談社ノベルス
読始11/4 読了11/11
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空々空は宇宙で大ピンチなのだが、それはそれとして地球部隊が彼を助けるために活動していた。
片方は人間王国のぺがさとゆにこと手袋。もう片方はリーダーシップの鋼矢と悲恋。
宇宙で連絡を絶った空々くんを救うべく、宇宙船を作ったり居場所を特定しようとしたり。
結構話は進むのだが、それでも次の一冊で決着が付くのだろうかと少々心配になるところである。
『ダィテス領攻防記,6』
牧原のどか レジーナブックス
読始11/12 読了11/13
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今回もやはりダィテス領は攻防しない。
慈悲王と呼ばれるトゥールが君主のエチル王国に微妙な内乱が起きかけるが。
一方ミリアーナやクラリスは出産してひと段落。
まだ幼児である子供に活躍の場は無いが、なかなか顔を合わせる時間の無い父親に懐かず、近寄られると泣いてしまう。
顔を覚えてもらえる日はいつになるのか。
『うそうそ』
畠中恵 新潮文庫
読始11/14 読了11/18
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病弱若だんなと彼を取り巻く妖怪奉公人の物語。そして気付かなかったけど初の長編モノである。
どんなうそつき妖怪が出てくるのかと思ったら、うろうろとかきょろきょろとたずね回る様であるらしい。
さて、若だんなは箱根へ湯治に行くことになった。
でも本当に病弱なのかねぇ?拙者的には体の中の妖狐の気を制御できないせいで体が弱いように見えるのかもしれないとか疑うところ。
ともかく、過保護軍団の手によって温泉へ向かうのだが。
まさかのべとべとさんレベルで若だんなに張り付いている仁吉と佐助が別行動ぅー!(カビラのナレーション風に)
そんな状態でのトラブル祭り。
悲しい話のような気もするが、わりとのほほんな感じでもあり、そして何も解決していないような・・・
ま、いつもの。という表現が合うかも?
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