12月前期
『ちんぷんかん』・『異世界カフェ,4』
『異世界カフェ,5』・『巨大幽霊マンモス事件』
『ちんぷんかん』
畠中恵 新潮文庫
読始12/3 読了12/5
コメント・・・
第六巻。前回だけが特別でまた、短編集へと戻る。
短編集ともなれば、毎度毎度軽く今までの説明とか出てくるわけで。
細かく読んでいる人には鬱陶しいかもしれないが、久しぶりで何もかも忘れている拙者的には驚くところもある(笑)
そうか、病弱だと思ったら、若だんなは一度死んでたんだ。
道具を使ったとはいえ死から蘇れるくらいだから、ちゃんと妖力を高める努力をすれば健康になれそうなものだが。
そんな若だんなが妖怪がらみのいろいろに巻き込まれては寝込む物語。
世間で割りと人気だからなんとなく読んでるけど・・・拙者的には若だんなのなよなよ加減があまり好きじゃないかなぁ。
別作品の方を優先しようか。
『異世界でカフェを開店しました,4』
甘沢林檎 レジーナブックス
読始12/6 読了12/8
コメント・・・
カップルコンテストでもらった賞品で隣国への旅行に出かけよう。
ってなわけで南国海辺の町へ。
と、その前に一トラブル。
トラブルが起きてもたいして大きくならないうちにサクっと解決してしまう平和過ぎる作品。
ようやく海に出かけるけどここはあまり肌を露出しない世界でした。
そしてここでもトラブル発生(笑)
料理の力で乗り切るぞー、という感じ。
『異世界でカフェを開店しました,5』
甘沢林檎 レジーナブックス
読始12/9 読了12/12
コメント・・・
まぁせっかくそこにあるのだから一気に読んだほうがよかろうということで。
今回は酷暑対策料理と、小麦粉の無い隣国の料理人のためのレシピ探求がだいたいの流れかな。
いつもの通り、ちょっとしたトラブルが発生するものの、ちょっとしたの範囲内でささっと治めてしまい大事にはならない。
平和な世界のお料理研究。
そういえば戦争の気配とか無いな。
さすがに戦線に投入する携帯食の研究とかはしないと思う・・・
『巨大幽霊マンモス事件』
二階堂黎人 講談社ノベルス
読始12/12 読了12/19
コメント・・・
二階堂蘭子のシリーズで、人狼城の前の話で、短編ロシア館の後の話らしい。
ロシアでロマノフ王朝が倒され、赤軍白軍の戦いがあり、シュペア老人が当時、エフルーシと名乗って白軍側で仕事をしていた頃。
死の谷にはマンモスの幽霊が出て近付く者を殺すというウワサがあり被害者が何人も居た。
一体この現象はなんなのか。
そもそもマンモスというものは巨大なのだからわざわざ巨大と書く必要はあったのか。
ワリとトンデモだし、蘭子がスーパー偉そうなので嫌っている人もいるかもなぁ、な作品。
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