6月前期

『グイン・サーガ,74』『はたらく魔王さま!5』
『瑠璃魔殿』『彼方に竜が居るならば』



『グイン・サーガ,74 試練のルノリア』
栗本薫 ハヤカワ文庫JA


読始6/3 読了6/5

コメント・・・
久しぶりのグインサーガ。
ヤンダルゾッグに押され気味のナリス。
頼りのヴァレリウスは大導師アグリッパに逢うためにルードの森へと旅立っていた。
代わりになるのかならないのか、ヴァラキアのヨナが知的サポートに入る。
さて、まだ単純な戦争程度にしか思っていない面々にナリスも読者たる拙者もモヤモヤでイライラだ。
そのせいで読むのが遅くなったなぁ。もう少しなんとかなる人材がいれば・・・
グインはまだ合流しないのかな。
ま、病弱ナリスのなんとなくウジウジ感でだいたい終わり。
ヴァレリウスの旅がどうなるのかの方が気になるところ。




『はたらく魔王さま!5』
和ヶ原聡司 電撃文庫


読始6/6 読了6/8

コメント・・・
海での仕事や戦いが終わって帰ってきたボロアパートは、地デジが入っていた。
テレビを買おうという計画を立てる魔王。
財政難に頭をかかえる芦屋。
そして勇者と魔王にちょっかいを出していた天使たちの行動目的が変化していた?
その辺の謎は持ち越しだが、どうなることやら。




『瑠璃魔伝』
菊地秀行 NONノベル


読始6/9 読了6/11

コメント・・・
裏表紙で白い医師シリーズ三弾と書いてあったのでホアッ?って思ったけど、このシリーズは若き医師から数えなおしになっているのかな。
どこがどう変わったとか無いと思うけど、出版社はどうだったか・・・読者的には内容が良ければどうでもいいけどね。
新宿に逃げてきた多重人格の姫様とそれを追う者。
ふらっとわいたメフィストは追跡者らが喧嘩して暴れられたら迷惑だから順番に追いたまえと。
世界を滅ぼすかもしれない力を持っているかもしれないというしれない姫は、一体どんな力を秘めているのか。




『彼方に竜がいるならば』
上遠野浩平 講談社ノベルス


読始6/13 読了6/15

コメント・・・
ブギーポップな世界の一端になる短編集。
と一言でいうと軽いけど、ケツの初出を見ると驚く。
2000年の作品から2013年のものまで。 さまざまな作品のキャラが顔を出しているので面白いとも言えるし、昔すぎて覚えてないとか、あるいは作品が多すぎて目を通していないとか、残念な気持ちになるかもしれない。
殺竜事件の世界も、まぁ、行き来できるものでは無さそうだが、絡んでくる。
まぁ・・・壮大だなぁと思うくらいしか総括することはないか・・・




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