9月後期
『機忍兵零牙』・
『機忍兵零牙』
月村了衛 ハヤカワ文庫JA
読始9/17 読了9/21
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次元を超える侵略者、無限王朝に攻め込まれた城塞都市。
死に瀕した城主は無限王朝と戦う忍、光牙を呼び出し子供を託すのであった。
光牙者は無限王朝の尖兵、骸魔忍軍から跡継ぎを守れるのか?
文体的に見ると、昭和感が強いかな。当時に伝奇と呼ばれていたタイプの小説。
『英国一家、フランスを食べる』
マイケル・ブース 櫻井祐子:訳 飛鳥新社
読始9/22 読了9/29
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日本を食べるより先にフランスに行っていたマイケル・ブース。
フードライターとして偉そうに語るからにはもっと料理のことを知らねばなるまいと家族を連れてフランスへ。
自分はフランス一の料理学校、コルドン・ブルーに入学する。だいたいにおいて学校でどんなことをしていたかという話である。
謙虚なのか、事実なのか、読んでいて困惑するのはブースの低レベルな調理技術と相反する成績の良さ。
文中でコレだけへっぽこぴーなブースよりも周りの人間はさらに低レベルな料理を作るとでもいうのだろうか。
手を切ったり、食材を入れ忘れたり、事実だとすると試食する先生たちの腹が気になってしまうレベル。
そんなわけで、モヤモヤが残った。コルドン・ブルーで料理修行することに意味はあるのか・・・
『化学探偵Mr.キュリー,2』
喜多喜久
読始9/30 読了10/1
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四宮大学准教授の沖野の元には、万事興味津々というべき庶務課の七瀬から厄介な問題が次々と持ち込まれる。
そんなアレコレを科学の知識で解決するという、ライトミステリ短編集。
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