1月後期
『旗本金融道,1』・『明治・妖モダン』・『デュラララ!!X博多豚骨ラーメンズ』
『旗本金融道【一】 銭が情けの新次郎』
経塚丸雄 双葉文庫
読始1/16 読了1/21
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家でグダグダしていたチンピラ次男の新次郎はある日突然おじさんの跡継ぎ養子として引っ張られていった。
だがそこは今まで教育されてきた武士的な生き方は存在せず、闇金を営む祖父の下で商人的な生き方を叩き込まれるのであった。
金は溜めてニヤニヤするものというドケチ爺さんの下でゲッソリする新次郎であった。
そしてそんな生活の中で叔父の死の真相に自然と近付いていく・・・
『明治・妖モダン』
畠中恵 朝日新聞出版
読始1/21 読了1/26
コメント・・・
明治で巡査が出てくるものの、この原田という男は別に若様組の原田では無さそうである。
だがもしかしたら、というお菓子屋の存在もまた見え隠れする。
牛鍋屋の百木屋に集まる者たち。
彼らが語るは不思議な話。
近代的になった明治であるがまだ江戸と地続きではないか。
妖怪だって突然消えてなくなるわけじゃない。
ほら君の後ろにも。
ってな感じの短編集。
『デュラララ!!X博多豚骨ラーメンズ』
木崎ちあき 電撃文庫
読始1/27 読了1/31
コメント・・・
どちらもアニメは見たけど原作小説はまだ読んでいない。
というわけで、豚骨の作者が書く、ラーメンズが東京は池袋、デュラララのキャラが待っている街に野球の遠征試合に行く話である。
別に試合の相手がカラーズやらなんやらだったりするわけでもない。
デュラララとは控えめにかかわるだけであって、どちらかというと激しく絡むのはヤクザ、粟楠会かもしれない。
NPB関東。賞金稼ぎ会社関東はアニメに出てないと思うので何者なのかわからない。
まぁなかなかにコラボモノとして面白かった。
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