11月前期
『京極噺』・『バチカン奇跡調査官,1』
『京極噺 六儀集』
京極夏彦
読始11/1 読了11/10
コメント・・・
中をペラペラっと見ておけば良かった。
小説ではなく、狂言の台本であった。
まぁ、書き方が違うというだけでストーリーは存在するのだけれども。
聞いたことのあるものや、それのアレンジバージョンなど。
しかし、狂言はどうしても古語で演じなければならないのだろうか。
本で見るならまだいいとしても、劇場でセリフで聞いたらそれがなんなのかわからないかもしれない。
『バチカン奇跡調査官 黒の学院』
藤木稟 角川ホラー文庫
読始11/11 読了11/30
コメント・・・
アニメ化もした作品。
思考にのめり込む男平賀と、書物や文字が大好きなロベルトの二人組がバチカンに申請された奇跡の検証を行う。
最初にアニメを見た時は美形二人でホモホモしいとも思ったが、小さな事件の連鎖が大きな闇に繋がっていく感じの展開に、ストーリーで楽しめる、という評価に変化した。
しかし少々昔の話なので細かいことは忘れていて、クライマックスまでは新鮮な気持ちで読めた。
カソリックの闇とか、教会の闇とか、作者専門のオカルティックな所と、純粋化学分析と、推理と、まぁ色々盛りだくさんな作品。
このまま読めるところまでは追いかけて行きたい本。
ただ・・・うん。読むのにずいぶん時間がかかったなぁ・・・
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