2月後期

『櫻子さんの足下,3』『魔法科高校の劣等生,2』『化学探偵Mrキュリー,3』


『櫻子さんの足元には死体が埋まっている
雨と九月と君の嘘』
太田紫織 角川文庫


読始2/18 読了2/21

コメント・・・
骨を見れば何でもわかってしまう櫻子さん。
しかし逆に言うと骨のことしか考えない彼女に勝手にイライラを募らせる正太郎がイマイチ鬱陶しい。
荒れながらもそれでどうして欲しいのかわからないかもしれない若さゆえの迷走か。
事件は解決しながら二人の中はどんどんこじれていく?
そもそも恋人同士というわけでもなく、櫻子さんと婚約者とも会っているわけで。
じつにどうしたいものなのやら。




『魔法科高校の劣等生,2
入学編<下>』
佐島勤 電撃文庫


読始2/22 読了2/24

コメント・・・
さて、一科生と二科生の間の対立を利用したのか、平等論が巻き起こる。
だがそれはテロリストによって撒かれた、実態があるようで無い考えだった。
妹さえ居ればいい達也だが学園トラブルは妹に被害が出る可能性がある。




『化学探偵Mrキュリー,3』
喜多喜久 中公文庫


読始2/25 読了3/1

コメント・・・
大学の化学講師が庶務課のトラブルキャッチャーに巻き込まれて事件を解決していく短編集。つまり、いつもの。
事件を引き寄せる、というか、まぁよろず相談受け付けますといった感じの何でも屋状態の庶務課で事件に飛びつく七瀬舞衣が少々ウザく感じもするけど。
そういうキャラがいないと話が始まらないと割り切らねばなるまい。
化学を楽しむことを主とすればいいかな。




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