5月後期

『はたらく魔王さま,6』『悲終伝』『掟上今日子の色見本』


『はたらく魔王さま!6』
和ヶ原聡司 電撃文庫


読始5/19 読了5/24

コメント・・・
マグロナルドの新装開店。
魔王も仕事場が戻って一安心。
その頃ちーちゃんはエンテ・イスラ関連で何か問題が起こった時助けを呼ぶためのイデアリンクというテレパシー的な技を教えてもらおうとしていた。
戦う技ではなく、連絡技を習うという試みが新しい。
そうこうするうちに新たな客が魔界からやってきて・・・
話は進んでるけど肝心なところは次回に持ち越し、って感じの比較的平和な物語。




『悲終伝』
西尾維新 講談社ノベルス


読始5/24 読了5/31

コメント・・・
ついに最終巻。
開幕からクライマックスかと思ったら顔をしかめるくらいウザウザとしたスタートを切り、読者は読む手を切ってしまおうかなという気になる。
我慢して乗り越えればバカの地濃が空気を多少攪拌してくれる。
それでもやっぱり空がストーリーを下げる。
たいして頭がいいわけでもないのに、ものすごい勢いで考え考え考えるパートが続く。
そして最後に出した結論は・・・
ギリギリセーフで作品が終了。簡潔に完結。




『掟上今日子の色見本』
西尾維新 講談社


読始5/31 読了6/3

コメント・・・
今日子さんが誘拐されて、ジタバタ騒ぎまわるのは掟上探偵事務所の警備員である親切守。
10億円の身代金を要求されたって、ただの警備員であって経理担当ではない彼に今日子さんの財産がドコにあって、そもそも10億円もあるのかどうかわからないのだ。
探偵がいない探偵小説。




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