6月前期

『ビブリア古書堂の事件手帳,7』『異世界カフェ,8』
『幸福な百貨店,2』『えっ?平凡ですよ,7』


『ビブリア古書堂の事件手帳,7
〜栞子さんと果てない舞台〜』
三上延 メディアワークス文庫


読始6/4 読了6/6

コメント・・・
品物はシェイクスピアの初期作品集。
まさに古書というべき、四つ切の本体を自分好みに装丁するという本。
それを求めて、邪悪爺さんの跡継ぎを自認するハゲと、当然のように現れる敵っぽい雰囲気の母親と、競り落とし勝負だ。
ただし、売り物の本は三冊。二つもしくは三つが偽物。前ページ糊付けしてあって中を見て判断することはできない。
仮に本物を見つけてもページを開き、売り物にすることは出来るのか?
そして栞子さんと大輔の結婚はどうなるのか。
そういえばシェイクスピアの時代、舞台俳優は全員男だったそうな。女も男。歌舞伎みたいだね。
ヤンマガでやってる7人のシェイクスピアでおっさんが女の服着てて笑ったけど、その辺時代に忠実だっただけなのか。




『異世界でカフェを開店しました,8』
甘沢林檎 レジーナブックス


読始6/6 読了6/8

コメント・・・
トラブルは火種のうちに消してしまう平和なシリーズだが、今回は火種すら出てこない?
ジークとの結婚が近づくリサ。
幸せいっぱいなはずだが、つい日本のことを思い出してマリッジブルーに。
それが一応のトラブルだけど、広がり燃やし尽くすようなことにはならないからなぁ。
そういえば上の本に続いて結婚(に悩む)ネタだった不思議タイミング。




『幸腹な百貨店 デパ地下おにぎり騒動
秋川滝美 講談社


読始6/9 読了6/13

コメント・・・
前作で売り上げを盛り返したかに見えた堀内百貨店。
だが、祭りの後の閑古鳥。売り上げの低迷に悩んでいた。
惣菜売り場さえも人が集まらないのはなんでかいのう?
って事業部長の高橋伝治は祭りで知り合った商店街のメンバーらに話を聞く・・・
伝治が仕事をしているような役に立っていないような、微妙な立ち位置ではあるが、頑張るビジネスストーリー。




『えっ?平凡ですよ?? 7』
月雪はな レジーナブックス


読始6/14 読了6/15

コメント・・・
転生者リリアナに求婚する隣国の商業王レオニダス。
それに待ったをかけるは自国の王太子。
主人公は平凡ですよと思っているけど、十分美しいらしい。
らしいというのは、まぁ・・・表紙挿絵のレベルのせいで、平凡ですよという評価に一票入れたくなる(笑)
さらに困ったことに、友人の商人のヴィオは子供の頃、自分の店に招待を隠して修行に来ていたレオニダスにラブラブ惚れていた。
友達の思い人に求婚されるとか実にやばいですよ。王太子と結婚して王族になるのもいやだなぁ。
さて、どうなるか。




トップに戻りたい
リストに戻る