8月前期
『図書館の魔女,1』
『図書館の魔女 第一巻』
高田大介 講談社文庫
読始8/1 読了8/18
コメント・・・
ジャンルは・・・なんて言ったらいいんだろう。
魔法やなんやが出てくるわけでは無いからファンタジーというと大げさなことになるし、架空中世歴史風、という無理やり作ってもなんだかわからないものになる。
いまいちベースになった国が思い浮かばないんだけど、石造りの塔の図書館となるとやっぱり西洋かアラブか。
主人公の名がキリヒトだったり、いちいち単語に古風な和語が使われることもあって、実に無国籍になってくる。
さて、そんな山育ちのキリヒト少年は育ての師匠に送り出される。
図書館の魔女に仕える者として。
そして出会った魔女は彼よりも幼いくらいの少女であった。
魔女とは世間で呼ばれているだけで、魔法を使うのではなく、大量の知識と分析力をもっているだけである。
一方のキリヒトはまだ文字も知らない無学の者である。山で必要だったのか手話は読み、使えるようではあるが。
ともかく二人が出会い、歴史が動くかもしれない。そんな物語の序章。
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