9月前期
『この空のまもり』・『レイン,11』・『掟上今日子の乗車券』
『この空のまもり』
芝村裕吏 ハナカワ文庫JA
読始9/1 読了9/5
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近未来。少子化で未来に不安を感じる時代。
仮想現実世界は進化して、そこらじゅうにタグが貼り付けられていた。
空間への落書きといったところか。
政府は現実世界には何も起きていないからと対策を出さない。
そこで有志の人間が集まりタグ削除に動く。いつしか架空政府として動き出していた。
ニートの田中翼は架空防衛大臣として大規模作戦を計画していた。
そしてひと段落付いたら就職先を探してニートを脱却して幼馴染と結婚しようと・・・
『レイン,11 シェラザード山脈を背にして』
吉野匠 アルファポリス
読始9/6 読了9/10
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レイグル本隊の侵攻がそこまで来ていた。
レイファンの軍師ケイはシェラザード山脈を背にして背水の陣ならぬ背山の陣を敷く模様。
レインは相手の手腕まで計算して山をちょっとはみ出したところに布陣。後ろに壁を作らないようにする。
ともかく、お互いが何を目指しているのか、まだイマイチはっきりしない感じの戦争はまだまだ続くようなのである。
『掟上今日子の乗車券』
西尾維新 講談社
読始9/11 読了9/16
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今日子さんが突然旅行に出かけようと思い立つ。
ただの旅行ではなく探偵宣伝旅行。営業活動ドサ周り。
探偵が旅をすればそこには事件が起きるので解決して名刺を配ればよいのである。
というわけで、旅先で出会う五つの短編集。
ボディガードとして付いて行ったものの、ガードする仕事は無く荷物持ちだった親切守は、そして初めて隠館厄介と出会う。
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