20年2月
『ヴェールドマン仮説』・『日暮旅人の宝物』・『伊藤博文vsホームズ』・
『ヴェールドマン仮説』
西尾維新 講談社
読始2/4 読了2/11
コメント・・・
9人家族の中で何者でもない無職の若者が、ついつい事件に関わって追いかけてしまった物語。
じいちゃんが推理作家でばあちゃんが監察医で父さんが検事で母さんが弁護士だからと言うことではない。
まぁ他のことはともかく、首吊り子ちゃん周りは昭和時代に別れを告げた新世代のテンプレを作らなくちゃいかんのではないかという思いが込められているかもしれない。
『探偵・日暮旅人の宝物』
山口幸三郎 メディアワークス文庫
読始2/11 読了2/17
コメント・・・
日暮旅人の探偵は終わらなかった。
いままでの事件にかかわりがあるようなサブストーリー短編集。
基本的にはほわほわして優しい旅人だが「あの事件」と関わりがありそうなものに出会えば悪魔にもなる。
そんなキャラクター性を思い出させて、第二部?へと続くための中間作。
『伊藤博文vsシャーロック・ホームズ』
松岡圭祐 講談社文庫
読始2/17 読了2/27
コメント・・・
いつから戦わないものをvsで繋げるようになったか・・・
知っているものの中ではデビルマンvsマジンガーだったかな。
というわけで存在した時代の重なる二人が出会ってしまった。
モリアーティと共に滝に消えたホームズはひそかに国を抜け出し、数十年前に出会ったことのある伊藤博文の家に転がり込む。
そこでロシア皇太子襲撃事件について推理をする。
キャラが上手く生かされていて全体的にとても面白かった。犯人が指摘されたときにものすごい勢いで作戦の全てを話すところ以外は(笑)
トップに戻りたい
リストに戻る