21年1月
『オークブリッジ邸,2』・『異世界居酒屋のぶ,3』・『せっこの平蔵』
『氷獄』・『フレイム王国興亡記,2』
『オークブリッジ邸の笑わない貴婦人,2
後輩メイドと窓下のお嬢様』
大田紫織 新潮文庫NEX文庫
読始1/3 読了1/6
コメント・・・
笑わない貴婦人=奥様の出番はほとんど無い。
その孫娘、音楽留学していた17才のお嬢様がワガママを撒き散らす。
主人公の先輩メイドであるアイリーンは、いまいちなじまない後輩メイドに加えお嬢様まで現れて・・・
げんなりしつつも難敵が現れるとついつい燃え上がってしまう闘志によって仕事をがんばれてしまう。
いかにして良いお屋敷環境を作り上げるのか。
まぁ・・・読めるけど明るく楽しくはないかな。
『異世界居酒屋「のぶ」 三杯目』
蝉川夏哉 宝島社
読始1/11 読了1/13
コメント・・・
メインのスジは皇帝陛下ついに嫁取り、であるか。
それに伴い?家族とか夫婦とかがテーマとなった食事風景が多いかな。
まぁ・・・のぶをつぶそうと言う敵対者も居なくなって、平和な世界(笑)
ただ、美味の道を切り開いていくのみ?
『せっこの平蔵道場ごよみ』
早見俊 ベスト時代文庫
読始1/15 読了1/19
コメント・・・
せっこという女の子が出てくるわけではない。
南部方言でおせっかいという意味である。
おせっかいの平蔵が道場で鍛えた剣の冴えでおせっかいを焼くと言うことだ。
かつて盛岡藩南部家で若の剣術指南役をおおせつかったが、やる気のない若に嫌われてクビとなり、江戸へ出てきた男。
剣術道場の跡取りとなり、剣を教えたり、周りの人のおせっかいをしたり(笑)
小さい事件がいくつか起こる時代劇。
『氷獄』
海堂尊 角川書店
読始1/20 読了1/28
コメント・・・
いつもの桜宮シリーズの短編集。+表題作の氷獄という長編。
色々な事件のあったところでのその後、的な展開か。
初作品であるバチスタの内容はもうすっかり忘れちゃったからなぁ・・・
犯人が死刑判決を受けるまでを弁護士視点から見る、って話をされても完全に???って状態(笑)
まぁ作者が御政道に不満があって謀反を企んでいるというような雰囲気を感じればいいのかな。
『フレイム王国興亡記,2』
疎陀陽 オーバーラップ文庫
読始1/31 読了2/3
コメント・・・
異世界に召喚された銀行員の浩太は、モンスターや戦争に悩まされてはいないが経済的に残念な地方都市テラで奮闘していた。
そこに来た招待状は大阪商人的な国家ソルバニアからのもの。
ナニカに備えて金のネタを求めて行くぞソルバニア。
王様相手に経済企画バトルだ。
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