21年2月

『錆喰いビスコ』『餓獣の牙』『災厄戦線のオーバーロード,3』
『錆喰いビスコ,2』『図書館の魔女,2』


『錆喰いビスコ』
瘤久保慎司 電撃文庫


読始2/4 読了2/7

コメント・・・
TVCMをやってて少し気になっていた本だったので、読んでみる。
面白い。
正統派熱血少年漫画系の話。
錆に飲み込まれて崩壊した世界。日本。
キノコ守りのビスコは師匠と共にカニに乗って、錆を食らうキノコを探して旅をする・・・
キノコ毒の矢を使って一騎当千の大立ち回り。
女の子は出てこなくはないが、要素は薄く、アニメ化ならテレ東夕方に入れるレベル。
それが吉と出るか凶と出るか・・・




『餓獣の牙』
菊地秀行 NONノベル


読始2/8 読了2/14

コメント・・・
どこから始まったのか、通し番号の無いマンサーチャーシリーズ。
今回は吸血鬼ではなく、一段下に見える人狼が現れた。
しかしヤツラも、ヤバイ。不死身ヤバイというタフさで新宿の猛者らを苦しめる。
不死身を撃破するにはどんな力が必要なのか?
そして梶原区長。えらい長い任期のようだが(笑)せっかくの名台詞を有権者が一人も居ないところで言い放つのは残念か。




『災厄戦線のオーバーロード,3』
日暮晶 富士見ファンタジア文庫


読始2/14 読了2/17

コメント・・・
弱い力を工夫して敵を倒す、という夢を持っていたが超強力能力を手に入れてしまったためガッカリしつつ、そうだ替わりに役立たずのポンコツを自分が指導して強くしてやろう。
そう考えた笹宮銀。
彼の薫陶を受ける、物質を三センチずらすだけの能力を持つ少女、口原琴音。
彼女が今回現れた敵『女王』に向こう側の世界にさらわれてしまう。
女王率いるグラフの大群による襲来を処理しながら救出は間に合うか?
という、まぁ人気しだいで続きそうな、完結しそうなラストが待つ。




『錆喰いビスコ,2 血迫!超仙力ケルシンハ
瘤久保慎司 電撃文庫


読始2/18 読了2/24

コメント・・・
伝説のキノコである錆喰いの力で不死身になってしまったかもしれないビスコは、もったいないことに体を戻すべくミロと共に旅に出る。
行き先は宗教地帯島根。
不死を与える力を持つという不死僧正に会えば何かがわかるかもしれない。
が、目的地に着いたところでビスコは攻撃を受け余命5日くらいになってしまう。
不死身はなおしたいが死にたいわけではない。
急いでなんとかせなー。というタイムアタック。
ビスコ一味vs宗教団体の行く先は?




『図書館の魔女 第二巻』
高田大介 講談社文庫


読始2/25 読了3/4

コメント・・・
知識をもって戦う少女マツリカ。
最近は山育ちの少年キリヒトとアレコレ出歩いて冒険していたが、隣国ニザマの侵略計画への対策を練る仕事が忙しくなる。
ちょうど暇ができて川遊びをしに出かけたら・・・
キリヒトとマツリカはなんか気分が落ち込むがなぜそうなるのかはわからない。
知恵も野生も人の心を分析する役には立たないのであった。
そんな話。




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