21年5月
『某には策があり申す』・『下町ロケット ゴースト』
『ふたりの距離の概算』・『師弟の祈り』
『某には策があり申す 島左近の野望』
谷津矢車 時代小説文庫
読始5/9 読了5/17
コメント・・・
島左近。知名度はどれくらいだろうか?
よく考えたら自分はマンガ花の慶次だかそのシリーズで見たくらいしか記憶にないかな。
関ヶ原で三成側に立って総指揮官をやったようだが、あんまり関ヶ原モノは読んでないのかなぁ。記憶に無い。
そして三成に最後まで味方したことで義の人と呼ばれているようだが、実は・・・
という新解釈であるらしい。
まぁ人の心がどうだったとか知りようもないんだけどね。
まもなく終わろうとしている戦乱の世の中で、大戦をしたい。死ぬまで戦場に居たいという欲求が、豊臣の世のために大大名を全部潰そうと計画する三成の元に左近を呼んだ。
さすがに関ヶ原の勝ち負けを知らない人はいないだろうから、戦がどうなるのかというドキドキは無いけど。
武将の心情「こうだったんじゃないかな劇場」を楽しもう。
あとがきによれば孫一や曽呂利を合わせて読むと話が広がるらしい。
『下町ロケット ゴースト』
池井戸潤 小学館
読始5/18 読了5/20
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多分第三弾。
帝国重工の人事異動によってロケット開発がなくなりそうだ。
ウチの会社ヤバくね?なにか新しい仕事を探さないと。って感じの佃製作所。
バルブの開発力から辿り着いたのはトランスミッションだった。
新進エンジン会社へのコンペティションを目指して開発を進めるが、今度は佃ではなくエンジン会社が知財ゴロに狙われた?
頼りになる弁護士の神田先生超ガンバレ。って感じ
だが解決しながらも解決しないことがあってモヤモヤする。
次回へのヒキか?
全くビジネスの世界もたいした面倒くささだぜ。
あえて正攻法ではなく暴力で全部解決するようなヤバイ話、ないかな(笑)
『ふたりの距離の概算』
米澤穂信 角川文庫
読始5/25 読了5/30
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古典部シリーズ5巻。
仮入部に来た少女が正式入部をしなかった。
そのわけは?
マラソン大会の苦痛を散らすためにホータローは彼女の仮入部期間の記憶を振り返る・・・
というランニング探偵。
まぁ・・・読み物であって、推理できるものでは無いかな。さすがに。
『師弟の祈り 僕僕先生 旅路の果てに』
仁木英之 新潮社
読始5/31 読了6/1
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僕僕先生最終巻。
王弁は異界に飛ばされていた。
それは現代日本。
その頃中国は仙人大戦で世界が滅びようとしていた。
王弁たちが旅先で出会った色々な人たちはそれに抵抗しては居たが・・・
ハッピーなエンドでは、ない・・・かな。
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