21年6月

『グイン・サーガ,75』『魔法科高校の劣等生,16』『はたらく魔王さま!17』
『探偵・日暮旅人の望む物』『マル暴甘糟』『機龍警察火宅』
『異世界カフェ,12』『こぐちさんと僕のビブリア』『スレイヤーズすぺしゃる,8』
『横浜駅SF』『はたらく魔王さま!18』


『グイン・サーガ,75 大導師アグリッパ』
栗本薫 ハヤカワ文庫JA


読始6/2 読了6/4

コメント・・・
作家別読破ページに記入漏れがあったせいで、うっかり再読。
といっても三年ほど開いたので全然覚えていなかった・・・
途中までは読んだような読んでないような、だったけどラストの夜光塗料のくだりでやっぱり読んだんじゃね?ってファイルチェックして、18年に読んでいることが判明。
アグリッパとの会話で色々と新しい情報が手に入る。とっても宇宙戦争。SFすぎる。
そしてヤンダル・ゾッグは意外と小物?
だがそんな小物に翻弄され、レムス軍とナリス軍の戦端が開かれようとしている・・・




『魔法科高校の劣等生,16 四葉継承編』
佐島勤 電撃文庫


読始6/6 読了6/8

コメント・・・
四葉本家からの呼び出しが来た。
深雪を本式に四葉の後継者と指定する一族会議が行われるようである。
それを妨害する他家の動き・・・
問題は、深雪と同年代の宗家候補の者たちは特に深雪が選ばれることに反対していないということ。
頭首になってもいいけどなれなくても構わない、程度か。
むしろ何らかの理由があって親世代が暗躍する。
が・・・
それどころではない事実(???)は深雪を動揺させていた。




『はたらく魔王さま!17』
和ヶ原聡司 電撃文庫


読始6/9 読了6/11

コメント・・・
まだ、溜め回。
神や天使を倒すために必要な第四の素材は見つかったような見つかっていないような・・・
一方、魔王はマグロナルドの正社員採用試験に落ちていた。
ダメだったことはあきらめてとりあえず魔界大戦争をなんとかさせようと里帰り。
耄碌魔族レンベレルレベルベの記憶を取りもどせ。




『探偵・日暮旅人の望む物』
山口幸三郎 メディアワークス文庫


読始6/12 読了6/15

コメント・・・
本編最終巻。
人質を取られてテロ行為をさせられる旅人。
しかもそろそろ視力が限界で失明寸前。
この状況で犯人に辿り着けるのか?
微妙に片付いてないことがあるような気がするんだけど、外伝で語られるのかな。




『マル暴甘糟』
今野敏 実業之日本社文庫


読始6/16 読了6/17

コメント・・・
探偵の次は警察モノ。
警視庁の第四課。暴力団対策に回された気弱な男甘糟あまかす
逆に見た目が暴力団の先輩、群原に振り回されながら今日も暴力団の事務所に顔出しに行く・・・
裏表紙の解説に任侠シリーズの面々が・・・って書いてあったけど、出番あったか?
気付かなかった。




『機龍警察 火宅』
月村了衛 ハヤカワ文庫JA


読始6/18 読了6/20

コメント・・・
これも一応、警察モノ。そして短編集。
火宅というのは別に火事現場の捜索とかじゃなくて仏教用語。
まぁ全体的にメンバーの悩みやら過去の暗い思い出やらが詰まった作品。
事件解決よりも手柄の取り合いを考えるような業界人ナノデ。




『異世界でカフェを開店しました。12』
甘沢林檎 レジーナブックス


読始6/21 読了6/22

コメント・・・
今回もトラブルすら起こらない平和な話(笑)
料理学校を卒業してカフェおむすびに就職したルトヴィアス。
比較的完璧主義なところのある少年は、仕事のスピードに追いつけず少々落ち込む。
そんな彼を応援する意味もあって、店員全体に秋のフェア料理を考えてもらうことにする。
一体どんな料理が新しくカフェに生まれるのか?
だが料理は生まれてもまだリサのおなかの赤ちゃんは産まれて来ない。
次か、その次か。




ビブリア古書堂の事件手帳スピンオフ
こぐちさんと僕のビブリアファイト部活動日誌』
峰守ひろかず 電撃文庫


読始6/23 読了6/25

コメント・・・
まぁ、ビブリアスピンオフとして書かれたのでそれほどビブリアの存在に意味は無かったような、オリジナルで仕上げることも出来ただろう作品。
学校の利用者がほぼゼロの旧図書室に入り浸り読書する少女、卯城野こぐち。
恥ずかしき創作小説ノートを拾われてしまい彼女を追いかけた前河響平。
彼女と本について語り合うことになるが、弱小部活がこの図書室を奪いに来る。
生徒会によってビブリアファイト、本をオススメしあってどちらのプレゼンが良かったかを競う戦いを要求される。
と、まぁ、実はニコニコ静画でマンガ版を読んでいたんだけどね。小説もいいね。
いろいろな本が紹介されるけど、印象に残ったのは若草物語かな。
昔々に読んだ時は女子の生活だけで何もない話だなぁ、ってことになったような記憶があるけど、現代にはその「何もない」を表現する言葉が生まれた。
日常系。
なるほど、そういう定義が出来た今なら、読み返せばなんらかの感慨があるかもしれないなぁ、と。




『スレイヤーズすぺしゃる,8
恐るべき未来』
神坂一 富士見ファンタジア文庫


読始6/25 読了6/25

コメント・・・
リスト埋め再読。
ずいぶん古いものだから全部忘れてたのでまぁ良し。
ギャグは、まぁ、ほどほどに楽しかった。初めて読んだ時も多分吹き出すほどのことは無かっただろう(笑)
最後の大型あとがきスレイヤーズうらばなしによれば、本編第一部とすぺしゃるの雑誌掲載分が全部片付いたところらしい。
いきあたりばったりで書かれた本編第一巻(賞への応募)、みたいな話も面白い。




『横浜駅SF』
柞刈湯葉 カドカワBOOKS


読始6/28 読了6/29

コメント・・・
これもニコニコマンガで予備知識アリで借りてきたもの。
ガイコツ書店員ではマンガは売り切れる勢いだったようだ。
しかもカドカワの再販は遅いor無いだから客の扱いに困る、と(笑)
そんなわけで、口絵の日本地図に横浜駅案内図という説明があっても別に驚かない。
横浜駅が自動増殖して本州のほとんどを覆いつくした世界だと知っているからだ(爆)
駅外住人のヒロトがワケあってエキナカを旅する五日間の物語。
イカレた世界を、あまり派手じゃなく、なんとなく薄ボンヤリと旅する不思議物語。
マンガでも小説でもいいから楽しんでもらいたい。




『はたらく魔王さま!18』
和ヶ原聡司 電撃文庫


読始6/30 読了7/2

コメント・・・
エンテ・イスラの未来がどうなるか、という状況に対して日本サイドではちーちゃんが高校卒業に向けての進路に悩んでいた。
学生の進路は世界の命運に匹敵する悩みなのだ。
そしてマオウは、いやマグロナルドは大型転出・・・バイトメンバーが多数やめていく状況に悩んでいた。
何かトラブルがあったわけではなくメインメンバーの受験や就職の時期が重なってしまったのだ。
エンテ・イスラでは世界丸ごと救う作戦がありながら、こちらではバイト先という極小世界を救えたら救いたいな、と。




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