２２年７月

『バチカン奇跡調査官　闇の黄金』
藤木稟　角川ホラー文庫

読始７／１１　読了７／１５

コメント・・・
田舎村の教会で不思議なことが起きるというので調査に行くことになった。
ミサの時間に角笛のような音が鳴り響き、キリスト像が輝くという。
例によってロベルトと平賀は調査に向かう。
まぁ・・・いつも通りというのもなんだがスーパー超展開なミステリ。
宗教という狭い世界でならありうるのか、後から考えるとそんなにも何もかも気付かないものなのかとツッコミたくなるような。
読んでる間面白ければ別にいいけど。

『グイン・サーガ，８０　ヤーンの翼』
栗本薫　ハヤカワ文庫ＪＡ

読始７／１５　読了７／１７

コメント・・・
今回も開幕は不人気（かもしれない）キャラ、バカガキ性質のマリウスから始まる。
ナリスが死んだって聞いてケイロニアを飛び出したものの・・・
そしてそろそろ・・・いや、だいぶ前から血に汚れて魅力値の下がっているかもしれないイシュトヴァーン。
王になるという目的を果たしたら心から輝きを失ったのかもね。
惨殺王になるしかない。そう作者に定められてしまったようだ。
グインは落ち着きすぎて逆に何も行動しない。どう動いてくれるのか・・・

『探偵・日暮旅人の残り物』
山口幸三郎　メディアワークス文庫

読始７／１８　読了８／２

コメント・・・
あとがきによると書きたいことは書き終わったということで、多分最終巻となる外伝２。
ラストは劇場版。本編のあれこれをあえて無視して、ただあの登場人物たちが一堂に会するという圧縮物語。
といっても全巻一気読みしないとそれが誰なのか全然わかりませんわ。
まぁ、旅人が幸せになったようで、なにより。

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