22年9月

『バチカン奇跡調査官,5』『バッカーノ!2001』
『熱血一刀流,1』『大絶滅恐竜デスゲーム』



『バチカン奇跡調査官 血と薔薇と十字架
藤木稟 角川ホラー文庫


読始9/7 読了9/11

コメント・・・
今度の奇跡案件は、ハズレだったという所から話が始まる。
霧の中、車がどこを起こして遭難したイギリスの町ホールデングス。
今ここでは吸血鬼騒ぎが起きていた。
奇跡とは関係ないけど、好奇心爆発の二人はこの町にとどまり吸血鬼について調べていく・・・
スーパーありえへんオカルト風ミステリー。




『バッカーノ!2001 The Children Of Bottle』
成田良悟 電撃文庫


読始9/12 読了9/16

コメント・・・
誰が主人公ということも無いらしいシリーズで今回は錬金術師だけの物語。
仲間喰らいのセラードが居なくなったよ、と仲間たちに報告して回る旅に出たマイザーやチェス。
私有地の中にある不思議村に居るらしいエルマーに会うためにその土地に向かったものの。
暗い世界を笑いで明るくしようとするかのごときストーリー。




『熱血一刀流,一』
岡本さとる 時代小説文庫


読始9/16 読了9/20

コメント・・・
世は宝暦。九代将軍家重の時代。
伊藤一刀斎の一刀流小野道場で腕を磨き、今あらたに自分の道場を持たんとしている中西忠太。
踏み出すきっかけは小野道場を破門された五人のゴロツキ候補生。
彼らの空回りしているモヤモヤを昇華させていっぱしの剣術使いにしてみたい、という熱血魂が燃え上がり、忠太は彼らを道場に誘う。
まだ大きな事件は発生していないけど、この先が期待できそうなスタートをきった感じ。




『大絶滅恐竜デスゲーム』
草野原々 ハヤカワ文庫JA


読始9/26 読了10/4

コメント・・・
前作から続いているようであって、方向性がどっちを向いているのかわかりゃしないという衝撃的問題作。
たしかに、問題作というだけあって・・・問題しかない。
特に、小説を書きたいのか、小説風科学情報の伝達文なのかというね。
若者にとっては、こんなのが小説であってもいいのかという発見につながるかもしれない。
そんな感じの、まぁ、異常な作品といってもいいかな。




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