23年2月

『異世界ゆるり紀行,12』『獅子の門,1』『貧乏神あんど福の神』
『獅子の門,2』『妖怪十手』『朧月市役所妖怪課,3』



『異世界ゆるり紀行,12』
水無月静琉 アルファポリス


読始2/6 読了2/6

コメント・・・
サクっと読み終わるだろうなぁと思ったが、やっぱりサクっとだった。
今回は子供のリクエストに応えて、船に乗って別の国へ。
南国だけど服装イメージは中華風?シンガポールですか?
ってなわけでも、結局やることはダンジョン突撃。
ここのダンジョンのメインドロップは染料。ファンタジー作品の中ではなかなか珍しい素材だね。
子供は成長しているようで服の仕立て注文をして。
今回も内容は薄々だけどまだまだ続くぞ(たぶん




『獅子の門 群狼編』
夢枕獏 光文社文庫


読始2/7 読了2/9

コメント・・・
シリーズ第一巻。ここで登場したキャラが絡み合っていくらしいが・・・
ぶっちゃけ、この段階では面白くなかった。
夢枕獏らしい展開と言えばそうなのだが、ヤクザ・チンピラ・レイプって感じで全体的に鬱々。
似たようなバイオレンスでも積極的にバトルバトルバトルである餓狼伝の方が好みであるな。
まぁ、続きは読むつもりだけど。なにがどうなるのであろうか。




『貧乏神あんど福の神』
田中啓文 徳間文庫


読始2/10 読了2/14

コメント・・・
大阪の福島羅漢まえにある日暮らし長屋。
貧乏人の寄り集まりの中でもまた一段と貧乏な絵描きの葛幸助。
貧乏神とまで呼ばれる彼が、偶然出会ったのは福の神と呼ばれるお大尽。
謎の意気投合から、二人はタッグを組んで大阪に巻き起こる事件を解決していく。
勝手に探偵時代劇。
まぁぼちぼち楽しい。




『獅子の門 玄武編』
夢枕獏 光文社文庫


読始2/14 読了2/18

コメント・・・
一巻で登場して羽柴彦六に出会ったメンバーが、色々な方向に力・・・格闘を求めて広がったり絡まったりする。
まっとうに進む者もあれば、闇に沈んでいく者もいる。
さて、どうなることやら。




『妖怪十手』
和久田正明 廣済堂文庫


読始2/20 読了2/28

コメント・・・
上の本に似て、スーパー貧乏時代劇。
ケチな町方の岡っ引きとして働いている三次。
ある日、お寺で処分されそうになっていた布団をもらって帰ったら妙な夢を見るようになって・・・
という風に霊力に目覚めるのだが、ただそれだけ・・・
貧乏ゆえの栄養不足もあって?全然頼りにならない。
代わりに頑張るのがやはり霊的な力に目覚め、三次の師匠のような先輩のような貧乏仲間の侍、雨星あぼし幻十郎。
二人が江戸の怪事件を追う。
まぁ・・・まぁまぁかな。




『朧月市役所妖怪課,3 妖怪どもが夢のあと』
青柳碧人 角川文庫


読始2/28 読了3/2

コメント・・・
最終巻。うちきり?
しかし、あんまり長く続けたらこの終わり方は選択しにくいかもしれないからこれはこれで計画通りかな。
主人公も妖怪に立ち向かいたいわけじゃなくて、住民とともに夢を見られる地方公務員になりたかったわけだし。
というわけで特別面白いということはなかったが、もう少し続いてもよかったなと惜しむ気持ちでサラバ。




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