24年4月

『化石少女と七つの冒険』『居酒屋ぼったくり,6』『異世界ゆるり紀行,14』



『化石少女と七つの冒険』
麻耶雄嵩 徳間書店


読始4/1 読了4/9

コメント・・・
前作から引き続き、特に変わることもなく。
古生物部部長の神舞まりあは基本的に化石にしか興味のない女であるが、隠されたものを発掘するという意味で探偵行為もたまに好きだったりする。
が、理屈も証拠もなしに天然の直感で真実を言い当ててしまう迷探偵。
そこに従僕の平部員桑島彰が飛び出して「いいやその推理には間違いがある」といちゃもんをつけて正解を無かったことにしてしまう。
そんな不思議展開なアンチ探偵小説?
不思議すぎて貴族探偵に続く実写化狙いのカジュアルストーリーかな、って思ったんだけど。
最後に麻耶雄嵩された。




『居酒屋ぼったくり,6』
秋川滝美 アルファポリス


読始4/15 読了4/21

コメント・・・
基本的には近所のお馴染みさんの話し相手をしながら美味しい料理と酒で問題をそれとなく解決していく物語。
なんだけど
自分の悩みが増えてきたかなぁ。
ぼったくりの2代目主人の美音みねはイケメン会社員の要とラブラブと言いたいところなのだが、どうにも社長一族の者であると知ってしまい身分格差にショボン。
親の形見の居酒屋主人をやめる気が無いので、いずれ彼とは別れるんだろうなとメランコリーになりながら、今を楽しく過ごそうと思う努力をしている。
さて、どうなることやら(どうなったっていいや




『異世界ゆるり紀行,14 子育てしながら冒険者します
水無月静琉 アルファポリス


読始4/30 読了5/1

コメント・・・
うっかり感想を書きそこねていたら読んだかどうか判断できなくなる、危険なシリーズ。
というくらい今回も同じ話である。
ラブリー魔獣、カラフルなうさぎパステルラビット。
愛玩用に捕獲依頼が出るが見つからないやら逃げられたりするやでたいへんなエモノ。
しかし、アレンとエレナがつっこめばウサギらは自分から二人の持つ籠に飛び込んでくる。
知り合いの誕生日プレゼントとしてくばっちゃうぞ。
平和な話である。




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