２４年６月
『白銀騎士団』・『スリーピング事故物件』
『リビルドワールド，２（上）』・『リビルドワールド，２（下）』
『白銀騎士団』
田中芳樹 光文社
読始６／３ 読了６／６
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舞台はイギリス。
ヨーロッパがアフリカアジアに植民地を作りまくっていた時代。
青年フィッツシモンズ準男爵はどういう所属なのかは知らないが、オカルト対策能力を持った白銀騎士団であるらしい。
そんな彼の元に持ち込まれた事件。
でも田中芳樹では薬師寺涼子とかである、怪異も怖いけどやっぱり一番怖いのは人間だね、って感じのアレ。
主人公の従者は中国人の李とインド人のゴーシュ。
ゴーシュはシーク教徒だから〜ってセリフがあったけど、そんな宗教のことは全然覚えていなかった。
インドと言えばヒンドゥーと仏教のイメージだね。いや、仏教はかなり弱いらしいけど。
『スリーピング事故物件』
西澤保彦 コスミック出版
読始６／８ 読了６／１４
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音尾初音が渕口由布子に誘われたルームシェアの部屋は心霊現象が起きるという事故物件であった。
第三の同居人、由布子の姪の真歩が霊的ワープロを起動したら起きた事件の手掛かりが幽霊から伝えられ・・・
もともと超能力が絡む系のミステリ作家が今回はちょっと霊的にやってみました系？
そして一部の作品であるドロドロした性愛系なのかな。人によってはノーサンキューの構えを取りたくなるかもしれない。
主人公もたいがいゆがんでるし・・・まぁある程度は「いつもの」の枠に入るから、西澤保彦が初でなければ大丈夫かな。
『リビルドワールド，２（上）旧領域接続者』
ナフセ 電撃
読始６／１７ 読了６／２１
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アキラもそれなりに成長してきて面白い。
けど、ＲＰＧで言うとはじまりの村で苦戦しなくなってきたくらいの成長でしかないわけで。
そしてリビルドワールドの説明らしきものが出たかな。
アキラたちハンターは旧時代の遺跡からお宝を発掘しては回収するのだけど、アルファによると世界は何度も文明発展して滅んでいるらしい。
今回は何度目のリビルドなのだろうか。
そして、カツヤもアキラほどではないというよりもっとギリギリ蜘蛛の糸レベルでなんらかの旧領域アバターの影響を受け始めた？
なにがどうなっていくのか。
『リビルドワールド，２（下）死亡報復依頼プログラム』
ナフセ 電撃
読始６／２４ 読了６／２７
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アキラに憑りついたのはアルファだけではなかった(笑)
キバヤシ。ハンター業務を整理する事務方とでもいうかな。
アキラの活躍にハッスルして、彼の実力ギリギリの仕事を選んで回す。
流れ星のようにきらめくハンターに、常にチャンスを与え続ける。死と紙一重のチャンスの押し売り。
謎の建国派と呼ばれる、都市に対する反逆者的な存在も登場して、どんな未来が待っているのか。
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